【Q&A全問掲載】DVDレコーダー発表会〜RAMディスクを1枚1100円程度で販売〜
●別項のニュースでお伝えした、松下電器産業(株)のDVDビデオレコーダー「DMR-E20」発表会席上での、質疑応答をすべて掲載します。13万5千円という戦略的価格、追っかけ再生などの革新的な特殊再生機能、加えてDVD-Rへの記録が可能など、非常に力の入ったモデルだけに、質疑応答も熱を帯びました。
■Q:追っかけ再生を実現するには大きいメモリーが必要だと思うが、どの程度積んでいるのか?
■A:256メガビットだ。安価なパソコンと同じ程度のメモリーということになる。
■Q:EPモードでの転送レートはどの程度か?
■A:1.7Mbps程度だ。
■Q:DVD-RAMとDVD-Rでは書き込みの方式が違うが、ハード的にも違う回路を使っているのか?
■A:MPEG2をエンコード/デコードするという点は一緒だが、RAMはビデオレコーディングフォーマット、Rはビデオ規格と、書き込むときのデータ方式が違う。だがこれはソフト的な方法で解決している。
■Q:追っかけ再生のデモでは、録画画面の右下に再生画面の子画面が表示されていたが、これを逆にすることは可能か?
■A:本日はデモ機を使ったため、子画面が長時間表示されていたが、販売される製品では、追っかけ再生をしようとすると、再生子画面が5秒間右下に表示され、その後フル画面表示に拡大される。
■Q:前モデルDMR-E10はあまり市場に出回らず、品不足もあったようだが、本機はどうか?
■A:DMR-E10は確かにそういうことがあったが、本機はきちんと対策してあり、大丈夫だ。
■Q:DVカメラで録画し、それをパソコンに取り込み、DVD-Rドライブで焼く場合、だいたいどの程度の時間が必要か?
■A:たとえば30分の素材をDVカメラで撮影した場合、パソコンに取り込んでDV→MPEG2変換するのにその倍程度の60分、そのあと簡単な編集を行うなら30分程度、そしてDVD-Rに焼くのに30分程度必要となる。30分の素材なら、取り込み→フォーマット変換→編集→記録まで、大体2時間程度ということになる。
■Q:RAM/Rドライブに付属しているユーティリティーソフトの用途を教えてほしい。また、R記録時のパケットライト記録ソフトなどは同梱されているのか?
■A:「Media Safe」は、RAMディスクをまるごとバックアップする際に使われるもの。「File Safe」は、更新されたファイルをバックアップするソフトだ。R記録時のパケットライト記録ソフトは同梱していない。
■Q:発表の内容の中で、メディアも戦略的な価格で売り出すという発言があったが、具体的な価格などが発表できれば教えてほしい。
■A:目安として言えるのは、弊社のネット通販サイト「Pana Sense」では、カートリッジ無しDVD-RAMディスク5枚パックを、5,500円程度で販売する予定だ。これは、これまでの半分程度の価格になる。
■Q:追っかけ再生時に、再生も録画も同時に行うとピックアップの動作が多くなり、寿命が低下しそうな気がするのだが。
■A:大容量メモリーを積んでいるので、5秒に1回程度しかシークしない。PC用のドライブよりは優しい使い方であると言えるだろう。このため、ハード的な対策は行っていない。
■Q:EPモード時の画質はどの程度か?
■A:ビデオCDと同等だと考えていただきたい。
■Q:DMR-E20の対象ユーザーをどうイメージしているか?
■A:前モデルE10は高額だったこともあり、ハイエンドユーザーを狙っていた。E20では裾野を広げ、一般のビデオユーザーも積極的に取り込んでいきたい。
■Q:PC用の外付けRAM/Rドライブの発売はあるか?
■A:順次考えていきたい。なるべく早く、低い価格で発売することを考えた結果、今回発表したラインナップが第一弾となった。
■Q:ハイブリッドVBR(可変ビットレート)はR記録時のみなのか?
■A:ハイブリッドVBRはもともと、RAM記録のために開発し、全機種でも搭載された機能。これをR記録に活用するのは非常に難しいと言われていたが、今回実現できた。
■Q:DVD-RAMとDVD-Rの棲み分けをどう考えているか?
■A:RAMは非常に幅広い用途に使っていただける規格であると考えている。通常のテレビ番組録画などは、こちらを使う方が多いだろう。Rは配布用とか、過去のアナログライブラリーのデジタル化に使われると考えている。まだ、RAMの方が需要が多いと見ている。
(Phile-web編集部)
■Q:追っかけ再生を実現するには大きいメモリーが必要だと思うが、どの程度積んでいるのか?
■A:256メガビットだ。安価なパソコンと同じ程度のメモリーということになる。
■Q:EPモードでの転送レートはどの程度か?
■A:1.7Mbps程度だ。
■Q:DVD-RAMとDVD-Rでは書き込みの方式が違うが、ハード的にも違う回路を使っているのか?
■A:MPEG2をエンコード/デコードするという点は一緒だが、RAMはビデオレコーディングフォーマット、Rはビデオ規格と、書き込むときのデータ方式が違う。だがこれはソフト的な方法で解決している。
■Q:追っかけ再生のデモでは、録画画面の右下に再生画面の子画面が表示されていたが、これを逆にすることは可能か?
■A:本日はデモ機を使ったため、子画面が長時間表示されていたが、販売される製品では、追っかけ再生をしようとすると、再生子画面が5秒間右下に表示され、その後フル画面表示に拡大される。
■Q:前モデルDMR-E10はあまり市場に出回らず、品不足もあったようだが、本機はどうか?
■A:DMR-E10は確かにそういうことがあったが、本機はきちんと対策してあり、大丈夫だ。
■Q:DVカメラで録画し、それをパソコンに取り込み、DVD-Rドライブで焼く場合、だいたいどの程度の時間が必要か?
■A:たとえば30分の素材をDVカメラで撮影した場合、パソコンに取り込んでDV→MPEG2変換するのにその倍程度の60分、そのあと簡単な編集を行うなら30分程度、そしてDVD-Rに焼くのに30分程度必要となる。30分の素材なら、取り込み→フォーマット変換→編集→記録まで、大体2時間程度ということになる。
■Q:RAM/Rドライブに付属しているユーティリティーソフトの用途を教えてほしい。また、R記録時のパケットライト記録ソフトなどは同梱されているのか?
■A:「Media Safe」は、RAMディスクをまるごとバックアップする際に使われるもの。「File Safe」は、更新されたファイルをバックアップするソフトだ。R記録時のパケットライト記録ソフトは同梱していない。
■Q:発表の内容の中で、メディアも戦略的な価格で売り出すという発言があったが、具体的な価格などが発表できれば教えてほしい。
■A:目安として言えるのは、弊社のネット通販サイト「Pana Sense」では、カートリッジ無しDVD-RAMディスク5枚パックを、5,500円程度で販売する予定だ。これは、これまでの半分程度の価格になる。
■Q:追っかけ再生時に、再生も録画も同時に行うとピックアップの動作が多くなり、寿命が低下しそうな気がするのだが。
■A:大容量メモリーを積んでいるので、5秒に1回程度しかシークしない。PC用のドライブよりは優しい使い方であると言えるだろう。このため、ハード的な対策は行っていない。
■Q:EPモード時の画質はどの程度か?
■A:ビデオCDと同等だと考えていただきたい。
■Q:DMR-E20の対象ユーザーをどうイメージしているか?
■A:前モデルE10は高額だったこともあり、ハイエンドユーザーを狙っていた。E20では裾野を広げ、一般のビデオユーザーも積極的に取り込んでいきたい。
■Q:PC用の外付けRAM/Rドライブの発売はあるか?
■A:順次考えていきたい。なるべく早く、低い価格で発売することを考えた結果、今回発表したラインナップが第一弾となった。
■Q:ハイブリッドVBR(可変ビットレート)はR記録時のみなのか?
■A:ハイブリッドVBRはもともと、RAM記録のために開発し、全機種でも搭載された機能。これをR記録に活用するのは非常に難しいと言われていたが、今回実現できた。
■Q:DVD-RAMとDVD-Rの棲み分けをどう考えているか?
■A:RAMは非常に幅広い用途に使っていただける規格であると考えている。通常のテレビ番組録画などは、こちらを使う方が多いだろう。Rは配布用とか、過去のアナログライブラリーのデジタル化に使われると考えている。まだ、RAMの方が需要が多いと見ている。
(Phile-web編集部)