テキサス・インスツルメンツ、大幅に性能強化した新DLPコンポーネントを供給
●テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、略称:TI)は、DLP方式の新型コンポーネント・セットを今年後半、TIのOEMメーカーに供給する予定だ。
このコンポーネントは、デジタル・マイクロミラー・デバイス (DMD)の新型バージョン、コントローラー「DDP1000」、ウエーブフォーム・ジェネレーター「DAD1000」、ソフトウェア開発ツール・セット「DLP Composer」により構成される。
新型DMDは、対角長0.7インチ(約17.8 mm)のXGAデバイスと、対角長0.55インチ(約14.0 mm)のSVGAデバイスの二種類。従来10度だったDMDミラーの傾きを12度にすることにより、ランプおよび光学系の設計によっては最高20%の輝度の増加が可能という。また、新製造プロセスによって不要な漏れ光の影響が減少し、これにより高コントラスト化も実現した。最高50%の増加が見込まれている。さらに、DMDと「DDP1000」ASIC間のより高速なインターフェイスにより、データをDMDへより頻繁に転送することによって、さらなる高画質化も実現したという。カラー・ホイール・アーティファクトを減少させたというから注目だ。(Phile-web編集部)
このコンポーネントは、デジタル・マイクロミラー・デバイス (DMD)の新型バージョン、コントローラー「DDP1000」、ウエーブフォーム・ジェネレーター「DAD1000」、ソフトウェア開発ツール・セット「DLP Composer」により構成される。
新型DMDは、対角長0.7インチ(約17.8 mm)のXGAデバイスと、対角長0.55インチ(約14.0 mm)のSVGAデバイスの二種類。従来10度だったDMDミラーの傾きを12度にすることにより、ランプおよび光学系の設計によっては最高20%の輝度の増加が可能という。また、新製造プロセスによって不要な漏れ光の影響が減少し、これにより高コントラスト化も実現した。最高50%の増加が見込まれている。さらに、DMDと「DDP1000」ASIC間のより高速なインターフェイスにより、データをDMDへより頻繁に転送することによって、さらなる高画質化も実現したという。カラー・ホイール・アーティファクトを減少させたというから注目だ。(Phile-web編集部)