TI、ホーム・エンターテイメント向け、新DMDTM素子『HD』を発表
●テキサス・インスツルメンツは、デジタルマイクロミラー・デバイス (DMD) の新バージョン『HD』(ホームエンターテイメントフロント型プロジェクション用)を8月9日に発表した。
DMD素子は、ビデオプロジェクターの次世代を形成すると期待されるDLPテクノロジーの心臓部を構成する半導体チップ。
この『HD』を搭載した初のホームシアター用プロジェクター『XV-Z9000』が、シャープ(株)より発表されている。
『HD』は、1,280×720ピクセルのアレーを備え、ネイティブモードで720pと16対9のアスペクト比の両方をサポートする。この新型デバイスのHD解像度によって、すべての画像フォーマットならびに、NTSCおよびPAL両方式対応のDVDを始めとしたすべての信号源で映像の鮮明さが改善されるという。PCゲームを始めとしたグラフィクスアプリケーションもサポートされている。
『HD』の新しい製造プロセスにより、『XV-Z9000』は1,100対1のコントラスト比を実現している。
TIによると、『HD』は、特にフロントプロジェクションのビデオアプリケーション向けに開発したものであり、このことはフロント、リアプロジェクションに関わらず、DLPテクノロジーをすべてのホームエンターテイメントアプリケーション市場分野においてリードするテクノロジーに育てようとするTIの戦略的な取り組みの一環であるとのこと。(ホームシアターファイル編集部)
DMD素子は、ビデオプロジェクターの次世代を形成すると期待されるDLPテクノロジーの心臓部を構成する半導体チップ。
この『HD』を搭載した初のホームシアター用プロジェクター『XV-Z9000』が、シャープ(株)より発表されている。
『HD』は、1,280×720ピクセルのアレーを備え、ネイティブモードで720pと16対9のアスペクト比の両方をサポートする。この新型デバイスのHD解像度によって、すべての画像フォーマットならびに、NTSCおよびPAL両方式対応のDVDを始めとしたすべての信号源で映像の鮮明さが改善されるという。PCゲームを始めとしたグラフィクスアプリケーションもサポートされている。
『HD』の新しい製造プロセスにより、『XV-Z9000』は1,100対1のコントラスト比を実現している。
TIによると、『HD』は、特にフロントプロジェクションのビデオアプリケーション向けに開発したものであり、このことはフロント、リアプロジェクションに関わらず、DLPテクノロジーをすべてのホームエンターテイメントアプリケーション市場分野においてリードするテクノロジーに育てようとするTIの戦略的な取り組みの一環であるとのこと。(ホームシアターファイル編集部)