《山之内 正のベルリンショーレポート6》フィリップスDVD+RWレコーダーが大きな話題
フィリップスのDVD+R(W)レコーダー |
なかでもフィリップスは今回の中心テーマにDVD録画を据え、DVDレコーダーで、そしてパソコンで誰でもDVDを作ることができる点をアピールした。フィリップスのレコーダーは、DVD+RW、DVD+Rへの記録に対応し、DV端子を装備し、当然ながらDVDビデオの再生に対応する。ドイツでの価格は23万円前後になるという。
DV素材の編集に使える点、わかりやすいメニューを使った編集機能など、製品の完成度は非序に高い。ソニーのHDDレコーダーを思わせるGUIも洗練されている。
「DVD-Rへの記録に対応しているか」との質問には、再生はできるが、録画はできないという答えが返ってきた。DVDプレーヤーの大半で再生ができる点がDVD+RWの利点とされるが、DVD-R、DVD-RWなど他のフォーマットとの互換までは実現できていない。
DVD+RWレコーダーはソニーが-RW対応のデュアルレコーダーを参考出品したが、それについてはあらためてお知らせする。(山之内 正)