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《山之内 正のベルリンショーレポート11》取材の裏側をちょっとだけご紹介

公開日 2001/09/04 10:52
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<左>工事中のブランデンブルク門 <右>省エネルギーの人力veroTaxi
●9日間にわたって開催されたIFAは、2日に全予定を終了した。今年は各種の記念イベントが開かれた関係で特に来場者数が多かったように思う。特に週末はどこのブースも大混雑で、会場内のあちこちに設けられたカフェやスタンドにも長い行列ができていた。
 
海外からの来場者が増えたこともあって、プレスセンターもこれまでで最大規模の広さと設備を確保し、CESやCOMDEXを上回る盛況振り。市内のホテルはどこも満杯で、ほとんど空きがない。メーカーなど出展関係者は遅くとも半年前にはホテルを予約するという。筆者は開催期間後半に焦点を合わせて取材したため、なんとかホテルを確保することができた。
 
ドイツの都市はほとんど例外なく街の景観が美しいが、現在のベルリンは驚くほど雑然としていて、市内中心部の建築ラッシュも相変わらず続いている。ブランデンブルク門やライヒスターク(国会議事堂)など、歴史建造物は観光拠点になっているが、いずれも工事現場のまっただ中。それでも構わず観光客が列をなして訪れているのが印象的だ。次のIFAは2年後の2003年に開催される。街の様子がどう変わっているのか、想像もできない。(山之内 正)

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