TDK、BSデジタルハイビジョン/110°CSデジタル放送対応アンテナを新発売
TDKの衛星放送用アンテナは、業界で唯一のセンターフィード型(正円形リフレクタ)を採用し、美しい映像と音声が再現できるアンテナとして、1987年(BS-TA501)以来発売されている。
「BCS-45DHV*KITB」は、BS放送と、2002年春より本放送開始予定の110°CSデジタル放送にも対応した広帯域設計のアンテナ。デジタル放送の高品質受信に必要な低位相雑音特性コンバータを採用し、センターフィード型の良さとも相まって、高感度でフラットな特性により、いつでも安定した受信を可能としている。
また、本製品は放送局などでも使われている正円形のリフレクタ(反射鏡)を採用。正円形は、電波を集める有効面積を最大限にとれるため、電波を強力にキャッチする。また、リフレクタの色を一新。落ち着いたグレーに白のロゴを採用し、AVのツールとしてのデザイン性をもっている。さらにTDK独自のバックファイヤ・ヘリカルコイルを採用し、正円形リフレクタと相まって高効率、高感度、フラットな周波数特性を実現している。
また本製品は、夏の暑さに強い、コンバータの背面配置となっている。コンバータの弱点は温度が上昇すると雑音が増加すること。これを防ぐため、本製品ではコンバータをリフレクタの背面に配置。直射日光を受けることがないので、夏でも安定した性能を発揮する。
尚、本製品はベランダ取付金具・同軸ケーブル(15m)を同梱したセット商品であり、取り付け簡単、買った日から楽しめるお持ち帰りセットとなっている。(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドTDK
- 型番BCS-45DHV*KITB
- 発売日2001年11月21日
- 価格オープン価格
【SPEC】<アンテナ部>●アンテナ形式:センターフィード型パラボリックアンテナ ●受信周波数範囲:11.7〜12.75GHz ●リフレクタ寸法:直径45cm正円形 ●受信偏波:右旋円偏波 ●アンテナ利得:33.8dBi ●外形寸法:34oH×470W×340Dmm(仰角目盛3のとき) ●質量(重量):約1.1kg <コンバータ部>●出力周波数:1032〜2072MHz ●コンバータ利得:54dB(標準) ●雑音指数:0.6dB(標準) ●局部発信位相雑音:-70dBc/Hz(1kHzオフセット時) ●電源電圧:DC+15V±10% ●消費電力:1.4W ●使用温度範囲:-30〜+60℃ ※適用ポール径 30〜43mm