ヤマハ、出力2Wクラスのデジタルアンプ用ICを開発
このほどサンプル出荷を開始する『YDA131』は、出力2WクラスのデジタルアンプICとしては国内メーカー初の製品となる。ヤマハ独自の回路技術により、5V単一電源のデジタルアンプICではクラス最大出力の1チャンネルあたり2.5W、クラス最高の低歪率特性と低ノイズ特性を達成しながら、同時に省電力化、低発熱性も実現した。
『YDA131』では、従来の同クラスデジタルアンプICと比較して、歪を約1/4、出力ノイズを1/2以下に改善しながら、従来方式のアナログアンプに比べ消費電力は1/5〜1/6に低減しており、放熱板も不要。
なお、『YDA131』と同時に専用の機能評価用ボードも出荷を開始する。(Phile-web編集部)