<CEATECレポート>NTTはFOMAのデモ。携帯テレビ電話の体験は新鮮
(写真左)曲線を生かしたデザインが美しいFOMA端末「P2101V」。(写真右)Bluetooth対応端末。製品発売は未定。 |
FOMAはテレビ電話機能によるリアルタイム動画送受信のほかに、30秒〜70秒程度(画質設定などで異なる)の動画記録が可能。記録時間は短いが、ちょっとしたメモやメッセージ記録に使える。ただし、通話相手から送られてくる動画を記録することはできない。通信速度は最大384kbpsで、従来の携帯電話の約40倍。テレビ電話ができるだけでなく、データ転送がスピーディーになることで、利用価値が非常に高い。
Bluetoothに対応したワイヤレス・モバイル通信システムも展示されていた。これにより屋外にいても、屋内での場合とまったく同等の通信環境でインターネットを利用することができるが、実際の製品は発売未定。Bluetoothを使うことでワイヤレスになるだけでなく、PC関連や家電機器などとの互換の幅が広がり、生活の中の様々な場面で応用できるようになるだろう。(伊藤竜太)