山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞決定
●7回目を迎えた山形国際ドキュメンタリー映画祭が10月3日から、9日まで開催され、山形市内の5会場で計173本の作品が上映された。
インターナショナル・コンペティション部門では、今年からビデオ作品の応募が許可され、応募作品中にはプロ・アマを問わず、多くのデジタルカメラでの撮影作品が含まれている。
大賞は、戦火で荒廃したカンボジアでの光ファイバー敷設工事事業を焦点に、カンボジアの現実を追った、リティー・パニュ監督作品に与えられたが、この作品もビデオ作品である。
テーマも、より多様になってきているが、技術的な進歩により、自己の身辺により密着した映像表現が増えてきているようだ。アジアの作家では、特に韓国の若手女性映像作家の活躍がめざましく、アジア部門最高賞は在オーストラリアの韓国人作家、メリッサ・リーの作品に決定した。
映画祭で上映されたこれらの作品は、一部を除くと多くが映画祭期間のみの上映となり、多くの人の鑑賞が不可能だったが、今回は、メリッサ・リーの作品を含むアジアの若手作家の作品が東京でも上映されている。
★10月12・13日
「中国と台湾のドキュメンタリー、20代の模索」
問い合わせ:アテネ・フランセ文化センター
tel.03-3291-4339
http://www.athenee.net
★10月10日から19日まで
「アジアン・ガールズANDボーイズ」
問い合わせ:アップリンク・ファクトリー
tel.03-5489-0750
http://www.uplink.co.jp/
山形国際ドキュメンタリー映画祭受賞作品についての詳しい問い合わせは下記URLまで。(山之内優子/ダンス、映画評論)
インターナショナル・コンペティション部門では、今年からビデオ作品の応募が許可され、応募作品中にはプロ・アマを問わず、多くのデジタルカメラでの撮影作品が含まれている。
大賞は、戦火で荒廃したカンボジアでの光ファイバー敷設工事事業を焦点に、カンボジアの現実を追った、リティー・パニュ監督作品に与えられたが、この作品もビデオ作品である。
テーマも、より多様になってきているが、技術的な進歩により、自己の身辺により密着した映像表現が増えてきているようだ。アジアの作家では、特に韓国の若手女性映像作家の活躍がめざましく、アジア部門最高賞は在オーストラリアの韓国人作家、メリッサ・リーの作品に決定した。
映画祭で上映されたこれらの作品は、一部を除くと多くが映画祭期間のみの上映となり、多くの人の鑑賞が不可能だったが、今回は、メリッサ・リーの作品を含むアジアの若手作家の作品が東京でも上映されている。
★10月12・13日
「中国と台湾のドキュメンタリー、20代の模索」
問い合わせ:アテネ・フランセ文化センター
tel.03-3291-4339
http://www.athenee.net
★10月10日から19日まで
「アジアン・ガールズANDボーイズ」
問い合わせ:アップリンク・ファクトリー
tel.03-5489-0750
http://www.uplink.co.jp/
山形国際ドキュメンタリー映画祭受賞作品についての詳しい問い合わせは下記URLまで。(山之内優子/ダンス、映画評論)