GMLのxrcdシリーズにいよいよ新譜登場。ジャケットで挑発する!
GMLのxrcdシリーズ新譜「EASY WALKER」。入魂のジャケット |
そしてこのたび、シリーズに待望の新作が加わり、いよいよ10月20日に発売となる。新作、ラリー・フラー・トリオの「EASY WALKER」は、新価格\3,300を実現(これまでのシリーズより\300値下げ)。
そしてこのジャケットを見てほしい。ライナーノーツも手掛けているジャズ評論家の寺島靖国氏のアート・ディレクションにより、シリーズのこれまでの作品からデザインを一新。音楽の濃さと官能をカタチで表現した力作なのだ。この1枚について、寺島氏自らが寄せてくださった熱いメッセージをご紹介しよう。
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「このジャケット、見てどう思います? これ、正直言って賛否両論があると思うんですよ。でも、ジャズのCDジャケットはこんなじゃいけないっていう人に『ほんとうにそう思いますか?』って聞いてみたい」
「僕は、これまであったジャズやポップスのCDジャケットに、すごく不満もってました。アートにこだわりすぎてちっとも中味(音楽)を感じられないって。だから、今回の『EASY WALKER』のお話があったとき、ラリー・フラーの音楽同様、エネルギーに満ちたジャケットにしたかった。その結果が、これなんです」
「世の中、正論が多すぎますよ。こんなのジャズにふさわしくないって、そんな反対を百も承知の、これは挑戦なんです。CDのジャケットは『顔』です。初めて異性に出会ったときと同じ、顔はとっても大事なんです。CDジャケットの『顔』は、手許に置いてずっと眺めていたくなるような、そんなものであるべきだと思います。このジャケット、ずっと眺めていたくなりませんか?」
「この『顔』は中味を語ってます。音楽の力強さをね。ベースラインの太々しさが、女性のヒップラインで表現されている感じ。どうです? 聴きたくなってきたでしょう!」
(寺島靖国 談)
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このジャケットが表現するパワーと官能は、そっくり中味の音楽で実感することができる。「これこそがジャズである」と寺島氏が言い切る1曲目の「イージー・ウォーカー」を皮切りに、ラリー・フラー・トリオの世界を堪能できるこの1枚。コレクションに、ぜひ。(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドGML
- 型番「EASY WALKER」GML-xrcd-30421
- 発売日2001年10月20日
- 価格\3,300(税別)
<曲目>
1 Groove Yard(5:30)
2 In Like Flynn(3:26)
3 Hymne a L'Amour(3:32)
4 Ray's Idea(4:02)
5 Easy Walker(6:28)
6 Caravan (4:21)
7 Compassion (6:15)
8 Honey Suckle Rose(8:03)
9 Consider (6:35)
10 Candy's Blues(6:17)
<演奏者>
piano: Larry Fuller
bass: Ray Brown
drums: Jeff Hamilton
1 Groove Yard(5:30)
2 In Like Flynn(3:26)
3 Hymne a L'Amour(3:32)
4 Ray's Idea(4:02)
5 Easy Walker(6:28)
6 Caravan (4:21)
7 Compassion (6:15)
8 Honey Suckle Rose(8:03)
9 Consider (6:35)
10 Candy's Blues(6:17)
<演奏者>
piano: Larry Fuller
bass: Ray Brown
drums: Jeff Hamilton