ケンウッド、米アイビクイティ社と提携しデジタルラジオ受信機を開発
●(株)ケンウッドは、米国のデジタル音声放送の受信機に関する開発契約を、方式提案者であるアイビクイティ社と締結した。
この契約は、米アイビクイティ社との、IBOC方式のデジタル放送用受信機に関する契約で、主にケンウッドは同方式の受信機の開発と商品化を手がけ、アイビクイティ社はIBOC方式デジタル放送システムの開発とインフラ整備の推進を行っていく。
IBOC方式は、アイビクイティ社が米放送協会に方式提案した、既存のアナログFM/AM方式との両立が可能なデジタル放送方式で、既存のそれぞれの周波数でデジタル放送が実現できる。2003年から6都市で放送開始の予定で、将来的にはデータ放送サービスも計画されている。ケンウッドでは、放送開始にあわせて受信機の販売をはじめる予定としている。
また今後、両社は共同で、民生用受信機開発、放送インフラの整備およびマーケティングに取り組み、同方式デジタル放送の早期普及を図っていく。ケンウッドでは、「受信機の普及は、放送局の導入時期、データ放送等のコンテンツにも依存するのは勿論ですが、受信機の観点からは、チューナーパックのコストと小型化、IBOC復調LSIのローコスト化にともない急速に普及するものとみています」と期待を膨らませている。(Phile-web編集部)
この契約は、米アイビクイティ社との、IBOC方式のデジタル放送用受信機に関する契約で、主にケンウッドは同方式の受信機の開発と商品化を手がけ、アイビクイティ社はIBOC方式デジタル放送システムの開発とインフラ整備の推進を行っていく。
IBOC方式は、アイビクイティ社が米放送協会に方式提案した、既存のアナログFM/AM方式との両立が可能なデジタル放送方式で、既存のそれぞれの周波数でデジタル放送が実現できる。2003年から6都市で放送開始の予定で、将来的にはデータ放送サービスも計画されている。ケンウッドでは、放送開始にあわせて受信機の販売をはじめる予定としている。
また今後、両社は共同で、民生用受信機開発、放送インフラの整備およびマーケティングに取り組み、同方式デジタル放送の早期普及を図っていく。ケンウッドでは、「受信機の普及は、放送局の導入時期、データ放送等のコンテンツにも依存するのは勿論ですが、受信機の観点からは、チューナーパックのコストと小型化、IBOC復調LSIのローコスト化にともない急速に普及するものとみています」と期待を膨らませている。(Phile-web編集部)