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【LG電子ジャパン 発表会レポート2】15型・20型の高輝度液晶テレビを発売

公開日 2001/12/11 17:46
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左が15型、右が20型
●LG電子ジャパンは、高輝度・高精細を実現した液晶テレビ2機種を発売した。ともに価格はオープンだが、15.1型の「CR-15LC40」が9万円前後、20.1型の「CR-20L45」が18万円前後での販売となる見込み。

「CR-15LC40」のパネルはXGAで、PCのモニターとしても使用できる。D4端子を装備し、BSデジタルのすべての信号方式を受け入れることが可能となっている。輝度は400カンデラを誇る。

「CR-20LC45」は、パネルにVGAのものを採用。解像度では15インチを下回るが、輝度は450カンデラと明るい。D2端子を備え、525pまでの信号を入力できる。

両機種に共通の特徴として、従来のコムフィルターにデジタル技術を施し、色滲みや色ズレを分離する「デジタルコムフィルター」、チラつきを抑えた新方式の「ハイ ディフィニション プログレッシブスキャン」、画像の部分を分析して明るさの違いを自動補正する「DRP」などの回路を搭載して、画質にも力を注いだ。

さらに、パソコンの画面を見ながらTVも楽しめるピクチャー・イン・ピクチャー機能、画面の角度を調節するチルト機能など使いやすさを高める機能も多数装備した。

発表会の席上で実機の映像を体験したので、最後にその印象も記しておこう。15.1型では、宇多田ヒカルのDVD「MTVアンプラグド」を再生していた。ライブ映像なので明暗差が多いのだが、ステージ後ろ側の暗部もしっかりと締まっており、コントラストの高さを実感させられた。PC入力では、専用モニターには若干劣るものの、充分に高精細な映像を確認できた。実用上はまったく問題ないレベルと言えるだろう。

20.1型は、VGAだけあって、15.1型に比べてややモヤモヤした印象は否めない。だが、一般の家庭で、20インチのテレビを数十センチの近接位置で視聴する機会は少ないだろう。やや離れたところから画面を見ると、解像度の低さはとたんに気にならなくなった。明るさも特筆に値し、もはや液晶は暗い、というイメージは完全に過去のものとなったことを改めて実感した。日当たりの良いリビングでも十分使用することができるだろう。(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドLG
  • 型番CR-15L40
  • 発売日発売中
  • 価格¥OPEN(実売予想価格:9万円前後)
【SPEC】●入出力端子:ビデオ入力1,Sビデオ入力1、D4端子1、ヘッドフォン端子、DVDオーディオ入力端子、PCオーディオ入力端子、PC入力端子1 ●スタンバイ時消費電力:3.0W ●外形寸法:388W×385H×73Dmm ●質量:5.3kg 
  • ブランドLG
  • 型番CR-20L45
  • 発売日発売中
  • 価格¥OPEN(実売予想価格:18万円前後)
【SPEC】●入出力端子:ビデオ入力1、ビデオ出力1、Sビデオ入力1、D2端子1、ヘッドフォン端子、DVDオーディオ入力端子 ●スタンバイ時消費電力:3.0W ●外形寸法:576W×473.5H×84.5Dmm ●質量:11.5kg