SCEI、PS2向けブロードバンドサービスを本格展開〜NTT-BB、So-netと提携〜
●(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は、「プレイステーション2 」(PS2)をプラットフォームとしたブロードバンドサービスを本格的に展開する。
本格展開にあたり、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドイニシアティブ株式会社(NTT-BB)、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(SCN 、サービス名:So-net)の両社との提携も発表された。SCEIが両社にPS2用ブロードバンド接続ユニットおよび認証システムを提供し、両社は接続ユニットをユーザーに低料金で貸し出す。ユーザーからの料金回収などは、両社が代行する。これによりユーザーの負担を下げることができるほか、ユーザー側には、信頼あるプロバイダーのサービスが受けられるというメリットが生まれる。ちなみに、ブロードバンド接続ユニットは40GBのHDDと100Mビットのイーサネット端子を備える。
NTT-BBがサービスの窓口になることで、全国のBフレッツ・フレッツADSLユーザーも、PS2用のコンテンツ配信を受けることが可能になる。NTT-BB/So-netともに、PS2ユーザーに向けた独自のコンテンツ配信も計画しており、今後ますます注目があつまりそうだ。
このブロードバンドサービスにより、「従来のパッケージメディアのみで提供されるコンテンツに加え、パッケージとネットワークの併用・融合により、ゲームを始めとした新しいネットワーク対応コンテンツの提供が可能にな」るとSCEIでは期待を膨らませている。来春にはネットワーク対応の「ファイナルファンタジー」最新作の発売も予定されており、そのための基盤作りという見方も可能だろう。
さらに、今後の展開として、「急速に市場が拡大するネットワーク家電機能をPS2 のファームウェアとして搭載するとともに、PS2 上でストリーミング映像を楽しめるアプリケーションやPC ・モバイル機器等に接続するための各種ミドルウェアを提供していく」とし、これが実現すれば、ゲーム機とPCの垣根はますます曖昧になることだろう。(Phile-web編集部)
本格展開にあたり、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドイニシアティブ株式会社(NTT-BB)、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(SCN 、サービス名:So-net)の両社との提携も発表された。SCEIが両社にPS2用ブロードバンド接続ユニットおよび認証システムを提供し、両社は接続ユニットをユーザーに低料金で貸し出す。ユーザーからの料金回収などは、両社が代行する。これによりユーザーの負担を下げることができるほか、ユーザー側には、信頼あるプロバイダーのサービスが受けられるというメリットが生まれる。ちなみに、ブロードバンド接続ユニットは40GBのHDDと100Mビットのイーサネット端子を備える。
NTT-BBがサービスの窓口になることで、全国のBフレッツ・フレッツADSLユーザーも、PS2用のコンテンツ配信を受けることが可能になる。NTT-BB/So-netともに、PS2ユーザーに向けた独自のコンテンツ配信も計画しており、今後ますます注目があつまりそうだ。
このブロードバンドサービスにより、「従来のパッケージメディアのみで提供されるコンテンツに加え、パッケージとネットワークの併用・融合により、ゲームを始めとした新しいネットワーク対応コンテンツの提供が可能にな」るとSCEIでは期待を膨らませている。来春にはネットワーク対応の「ファイナルファンタジー」最新作の発売も予定されており、そのための基盤作りという見方も可能だろう。
さらに、今後の展開として、「急速に市場が拡大するネットワーク家電機能をPS2 のファームウェアとして搭載するとともに、PS2 上でストリーミング映像を楽しめるアプリケーションやPC ・モバイル機器等に接続するための各種ミドルウェアを提供していく」とし、これが実現すれば、ゲーム機とPCの垣根はますます曖昧になることだろう。(Phile-web編集部)