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▼▼ホームシアターファイル編集部のCESレポート▼▼<4>CES2002に見るイージー・トゥ・ユース その3

公開日 2002/01/12 15:02
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●「アメリカのRUSSOUND社、トーレ氏に聞く。A−BUSのコンセプトと市場性」−続き−

Q「AMXやクレストロンのようなホームシアターコンピューターの方向についてはどう考えますか?」

A「たとえば、AMXのような製品はそれを100%売っても、2%の層にコミットしたことにしかならないんですよ。A−BUSは、フルに売れば、80%の顧客層に恩恵を与えられるシステムなんです。

Q「アメリカはこの提案に市場性があるのでしょうが、世代間で音楽の嗜好が異なる日本のような国では、むしろDVDなどビデオソースのマルチルーム化の方が市場性がありそうです。」

A「ええ、ビデオ信号が加わったシステムを9月のCEDIAで発表する予定です。」

Q「その場合の、ビデオ信号のラインは?」

A「もっともシンプルなRFです。」

Q「RFを使うのなら、HDTVの広帯域に対応しておくことが、これから必須でしょうね。室内工事はそうそう幾度もできませんから。」
「セールスの方法は?」

A「私たちRUSSOUNDは、ドルビーやDTSのようなライセンサーです。世界中のメーカーにA−BUSを使ってほしいのです。」

Q「すでにライセンス契約を結んだメーカーはありますか?」
 
A「オンキヨーがあります。ほかにはアメリカのONQというメーカーもライセンシーです。日本のメーカーも幾社と交渉中です。」

Q「ありがとうございました。」

−終わり−

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