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ATI、モバイル製品用ディスプレイ・コプロセッサを含む4つの新製品を発表

公開日 2002/01/18 18:08
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THEATER 200
●ATIテクノロジーズジャパン(株)はシングルチップ・アナログビデオデコーダ兼ステレオ・オーディオプロセッサ「THEATER 200」、ハンドヘルド電子製品専用のディスプレイ・コプロセッサ「IMAGEON 100」およびマッキントッシュPC用のグラフィクスカード2モデルを新たに発表した。

「THEATER 200」は高品質のビデオおよびオーディオ・キャプチャー機能が必須の家電製品に搭載する目的で開発された、高度な「シングル チップ アナログ デコーダ」および「ステレオ オーディオ プロセッサ」である。高レベルな統合により高品質なビデオおよびオーディオパフォーマンスを提供。世界各地の異なる規格をすべてサポートしており、セットトップボックス、PCテレビ、アナログPCR、液晶テレビなどに最適である。本製品のチップベースの量産は2002年第1四半期を計画している。

「IMAGEON 100」はPDAやデータ機能をもつモバイルフォンなどのハンドヘルド電子製品向けのディスプレイ・コプロセッサである。「IMAGEON 100」をハンドヘルド製品に搭載すると、グラフィックス機能とフレームバッファが個別に処理されるため、CPUへの負荷が軽減され、電力消費の大幅な削減が可能である。「IMAGEON 100」の登場により、従来はもっぱらデスクトップ型およびノートブック型パソコンに搭載されていた多くの革新的技術が、ハンドヘルド製品やモバイルコミュニケーションの市場でも利用可能となった。本製品は現在サンプル出荷中で、2002年2月から量産ベースの出荷を予定している。

マックプラットフォーム用のリテール向け「RADEON 8500」グラフィックス・ボードは、250MHz(メガヘルツ)のコアクロック速度、275MHzのメモリークロック速度、64MB(メガバイト)のDDRメモリーを特色としている。グラフィックス多用型のビジネスアプリケーションや市販されているものの中で最も高い性能が求められるゲームに取り組むユーザーに十分なパワーを提供する。

「RADEON 7000 MAC EDITION」はパワーマック・システムの旧モデルをもつユーザーのうち、ディスプレイ面積の拡張、グラフィックス能力の増強、総合システム性能の向上などを求めるユーザーにとって最適の製品である。出荷は両製品とも2月を予定。価格もそれぞれオープン価格となっている。
(Phile-web編集部)

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  • ブランドATI
  • 型番THEATER 200/IMAGEON 100/RADEON 8500 MAC EDITION/RADEON 7000