HOME > ニュース > 松下電器など、世界最小の消費電力を実現したMPEG4デコーダLSIを開発 松下電器など、世界最小の消費電力を実現したMPEG4デコーダLSIを開発 公開日 2002/02/05 17:35 ●松下電器産業(株)、松下通信工業(株)は、W-CDMA、PDC、PHS等の携帯電話向けに、世界最小の消費電力(11.1mW)で動作するMPEG-4ビデオデコーダLSIを開発した。本LSIにより、携帯電話などでも長時間の動画コンテンツが閲覧できるようになる。 画像伸張において演算量が大きな処理や定型的な処理を専用回路で、非定型な処理をDSPコアで実現し、動作周波数を27MHzに低減させた。さらに0.18μmプロセスでフレームメモリ(896Kbit SRAM)をオンチップ化し、クロックゲーティング技術によって最適制御を実現(消費電力2/3削減)させた。 サンプル出荷の開始は2002年5月、サンプル価格は未定。(Phile-web編集部) この記事をシェアする 関連リンク ニュースリリース