シャープ、大型液晶テレビを一貫生産する最新鋭工場を建設
●シャープ鰍ヘ、液晶テレビの更なる市場拡大に向け、現在の栃木工場に続き、三重県亀山市に大型液晶テレビの最新鋭生産工場「亀山工場」を新しく建設する(2002年9月着工、2003年5月完工、2004年5月に生産開始予定)。
「亀山工場」は、液晶ディスプレイの生産から、液晶テレビの完成品組み立てまでを一貫して行なう最新鋭工場である。従来は三重工場で生産した液晶ディスプレイを栃木工場まで運搬していたが、画面サイズの大型化に伴い、物流面でのロスの発生が見込まれている。この一貫生産ラインの構築により、ロスの削減やリードタイムの短縮など徹底した省力化を進め、高効率化を図る。また液晶技術とテレビ映像技術を単一の工場にインテグレートすることにより、開発リソースの共有化が図れ、デバイスと商品のスパイラル効果を高めることが可能となるだろう。
現在、液晶テレビAQUOSは、10型から30型まで全23機種をラインアップ展開している。今後、同社は液晶のリーディングカンパニーとして、世界最高水準の生産拠点を構築し、「豊かなAVライフの実現」に相応しい液晶テレビの開発・生産に積極的に取り組む意向を示している。(AV REVIEW編集部)
「亀山工場」は、液晶ディスプレイの生産から、液晶テレビの完成品組み立てまでを一貫して行なう最新鋭工場である。従来は三重工場で生産した液晶ディスプレイを栃木工場まで運搬していたが、画面サイズの大型化に伴い、物流面でのロスの発生が見込まれている。この一貫生産ラインの構築により、ロスの削減やリードタイムの短縮など徹底した省力化を進め、高効率化を図る。また液晶技術とテレビ映像技術を単一の工場にインテグレートすることにより、開発リソースの共有化が図れ、デバイスと商品のスパイラル効果を高めることが可能となるだろう。
現在、液晶テレビAQUOSは、10型から30型まで全23機種をラインアップ展開している。今後、同社は液晶のリーディングカンパニーとして、世界最高水準の生産拠点を構築し、「豊かなAVライフの実現」に相応しい液晶テレビの開発・生産に積極的に取り組む意向を示している。(AV REVIEW編集部)