【次世代光ディスク「Blu-ray Disc」】質疑応答・全問掲載!(上)
<左>松下電器産業(株)代表取締役専務 三木弼一氏 <右>パイオニア(株)技術戦略最高顧問 杉本昌穂氏 |
なお、記者会見席上には日立製作所よりデジタルメディアグループ技師長の柴田晃氏、LG電子ジャパンより代表取締役の金達雄氏、松下電器より代表取締役専務の三木弼一氏、パイオニアより技術戦略最高顧問の杉本昌穂氏、ロイヤルフィリップスエレクトロニクスより経営委員会メンバーのヤン P.オースターフェルト氏、日本サムスンより常務の方常源氏、シャープより取締役技術本部長の太田賢司氏、ソニーより執行役員専務の高篠静雄氏、トムソンマルチメディアより東京研究所所長の後藤敏彦氏の9氏が出席。さらに、質疑応答よりソニー(株)CTOの西谷清氏が席に加わった。
Q:「Blu-ray Disc」規格合意への経緯を詳しく教えて欲しい
A:もともとは2001年4月に行われた光ディスクの学会「ODS」において、今回の9社でBlu-ray Discと同様の規格を提案したのがはじまり。それから規格策定が始動した。
Q:DVDフォーラムとの関係は?
A:DVDフォーラムは現行のDVD規格に関する組織だと認識している。ただしBlu-ray Disc製品でもDVDの再生機能は必要なので、これからもフォーラムとは何らかのかたちでつながっていく。
Q:東芝が今回の9社に入っていない理由は?
A:我々がお答えすることはできない。
Q:青色レーザーの供給についてはどのように行うのか?
A:日亜化学が量産を行うと聞いている。1年後が目途になるだろう。青色レーザー自身の寿命は問題ないと考えている。
Q:著作権保護機能はどういうものか?
A:詳しく答えることはできないが、概略は、放送信号から記録の可否に関する情報を読み、それに鍵をかけるという方法だ。また、DVDからの記録についても、もちろん著作権保護を行う。
Q:本規格の策定はソニーが音頭をとったのか?
A:ODSなどで一緒に発表を行ったこともあり、エンジニアから自然に話が出た。音頭をとったのがソニーというわけではない。
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