ソニーマーケティング、ブロードバンド対応の英会話学習サイト『e-EnglishGym』を開設
<左>発表を行うソニーマーケティング(株)代表取締役社長 小寺圭氏 <右>バイオで画面を表示した例 |
本日行われた発表会には同社社長の小寺圭氏が出席。「ブロードバンドに適したコンテンツとして映画や音楽配信サービスの立ち上げが続いているが、“教育”も有望なコンテンツと言える。2010年にはeラーニング市場が1兆円を超えるという予測もあり、中でも需要の高い英会話教育に焦点をあてた」と説明した。また同氏は、2004年に同サービスを100億円規模の事業に育てたい、と力強く語った。
『イー・イングリッシュ・ジム』では、ブロードバンドネットワークの大容量、双方向通信という特長を生かし、映像・音声・文字を活用した実際の会話シーンをPC上で擬似的に再現できる。映像制作はNHK英会話講座のノウハウを持つNHKエデュケーショナルが担当。発表会席上で行われたデモンストレーションでは、realによるストリーミング映像が滑らかに再現されていた。
ユーザーは、この会話シーンにバーチャルに参加でき、「単に英会話の知識を取得するのではなく、様々なシーンでの英語的な発想方法や会話の組み立て方などの英会話スキルを取得することが可能」という。
サービスの本格オープンは2002年5月で、その際はBusiness Englishコースが用意される。半年間の受講料は3万円を予定している。それ以外にもExecutive EnglishコースやDaily Conversationコースなどが順次追加されていくという。
なお、3月19日から4月下旬までの間はトライアル配信が行われ、同サイトのコンテンツを無料で試すことができる。まったく新しい英会話学習をぜひ体験してみよう。(Phile-web編集部)