NEC、3次元Y/C分離機能内蔵ビデオデコーダーLSIを開発
3次元Y/C分離回路内蔵ビデオデコーダLSI「μPD64011」 |
新製品はアナログ放送のビデオ信号を高画質でデジタル信号に変換するもので、主な特長は以下の通り。
(1) 3次元Y/C分離機能と全世界の放送信号(NTSC、PAL、SECAM)に対応したデジタル・クロマ・デコード機能の1チップ化を世界で初めて実現。
(2) 8または10ビット・デジタル出力、ITU-R BT.656デジタル出力など様々なデジタル出力方式に対応。
(3) NTSC方式でのゴーストを軽減する同社のゴースト除去LSI「μPD64031A」とデジタル直結することにより、高画質化を実現。
(4) フレーム巡回型ノイズリダクション機能、ID-1検出、画質補正機能、絵づくり機能など、多彩な機能を搭載。
新製品のサンプル価格は3000円/個で、本年12月から月産80万個の生産規模を予定している。(Phile-web編集部)