NEC、コストパフォーマンスに優れたデジタルSTB用システムLSIを発売
「μPD61120」 |
本LSIは、STB向けシステムLSIとして世界で初めて200MIPSを越えるCPUコアを2個内蔵し、システム制御やインターネットブラウザの処理と、音声を中心とした信号処理を別々のCPUで処理することにより、ストレスの無い動作を実現した。
さらに、映像処理機能を1チャンネル分に絞るとともに、コンパクトなCPUコアを採用することで、基本性能を維持しつつ、価格を同社が昨年発表した「μPD61130」の約半分に抑え、高コストパフォーマンスを実現した。
本年10月から量産を開始し、量産規模としては本年12月以降月産50万個を予定している。(Phile-web編集部)