ソニーの2002年度経営方針説明会、質疑応答・全問掲載!
●別項でお伝えしたソニー(株)の2002年度経営方針説明会の席で行われた質疑応答の全問全答を掲載しよう。
代表取締役会長兼CEO 出井伸之氏、代表取締役社長兼COO 安藤国威氏、取締役 SCE社長兼CEO 久夛良木 健氏、取締役 SCA会長兼CEO ハワード・ストリンガー氏が質問に答えた。
Q:アメリカでの映画などのデジタル配信についてどのように考えているか?
A:今後、先進国のほとんどが映像のデジタル配信を行うようになるだろう。映画の配信に関しては、郊外や第三国などの劇場に配信し、どこに住んでいても映画を楽しめる環境が作れれば素晴らしい。今のところ映画館の興行収入がとても良いので、まず劇場で封切りし、そのあとに家庭への配信をするという形が理想である。
Q:来年度の収益は2000年度を上回るか?
A:2001年度はあまり収益が良くなかったが、それをステップにできたという点で良かったと思っている。収益を上げるためには「いかに効率よく会社が成長するか」「いかにPSのような圧倒的なシェアを各分野で得るか」ということが重要だ。
Q:So-netの今後の展開を教えてほしい。
A:ネットワーク関連のSony製品はまずSo-netにつながるという点において重要であり、今後必要な展開としては、独自の付加価値を持たせてゆくことだ。
Q:Sony Pictures Entertainmentの売却はあるのか?
A:ありません。
Q:今期中、PS2でのブロードバンドはどの程度つながるのか?
A:明確な目標はないが、自然体でゆっくり着々と進めていきたい。逆にあまりにアクセスが多いと、サーバーのキャパシティが追いつかない。
Q:ファイナル・ファンタジーXI以降、PS-BBのコンテンツ投入はどうなっているのか?
A:数社が新サービスを予定している。
Q:次世代半導体の生産時期は?
A:今は次世代サーバー用CPUのR&D段階だ。2005〜2010年くらいには大きな変革が必要である。
Q:ソニーとして流通の部分で取り組んでいることは?
A:大型量販店での取り扱いの割合が増えているが、様々なチャンネルの選択が必要で、チャンネル・ミックスという考え方や、また今までにない流通タイプの模索も必要である。
代表取締役会長兼CEO 出井伸之氏、代表取締役社長兼COO 安藤国威氏、取締役 SCE社長兼CEO 久夛良木 健氏、取締役 SCA会長兼CEO ハワード・ストリンガー氏が質問に答えた。
Q:アメリカでの映画などのデジタル配信についてどのように考えているか?
A:今後、先進国のほとんどが映像のデジタル配信を行うようになるだろう。映画の配信に関しては、郊外や第三国などの劇場に配信し、どこに住んでいても映画を楽しめる環境が作れれば素晴らしい。今のところ映画館の興行収入がとても良いので、まず劇場で封切りし、そのあとに家庭への配信をするという形が理想である。
Q:来年度の収益は2000年度を上回るか?
A:2001年度はあまり収益が良くなかったが、それをステップにできたという点で良かったと思っている。収益を上げるためには「いかに効率よく会社が成長するか」「いかにPSのような圧倒的なシェアを各分野で得るか」ということが重要だ。
Q:So-netの今後の展開を教えてほしい。
A:ネットワーク関連のSony製品はまずSo-netにつながるという点において重要であり、今後必要な展開としては、独自の付加価値を持たせてゆくことだ。
Q:Sony Pictures Entertainmentの売却はあるのか?
A:ありません。
Q:今期中、PS2でのブロードバンドはどの程度つながるのか?
A:明確な目標はないが、自然体でゆっくり着々と進めていきたい。逆にあまりにアクセスが多いと、サーバーのキャパシティが追いつかない。
Q:ファイナル・ファンタジーXI以降、PS-BBのコンテンツ投入はどうなっているのか?
A:数社が新サービスを予定している。
Q:次世代半導体の生産時期は?
A:今は次世代サーバー用CPUのR&D段階だ。2005〜2010年くらいには大きな変革が必要である。
Q:ソニーとして流通の部分で取り組んでいることは?
A:大型量販店での取り扱いの割合が増えているが、様々なチャンネルの選択が必要で、チャンネル・ミックスという考え方や、また今までにない流通タイプの模索も必要である。