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松下電器、世界最小の消費電力を実現したMPEG-4マルチコーデックLSIを開発

公開日 2002/05/29 18:15
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●松下電器産業(株)は、松下通信工業(株)と共同で、W-CDMA、PDC、PHS等の携帯電話向けに、世界最小の消費電力(33.5mW)で動作するMPEG-4マルチコーデックLSIを開発した。サンプル出荷開始は7月、サンプル価格は6,000円。

本開発品は、MPEG-4規格に準拠した動画像の録画・再生・表示を、世界最小の消費電力で行うことができる。これにより、携帯電話等において、TV電話や動画コンテンツの閲覧等の長時間化が実現できる。

画像圧縮・伸張において演算量が大きな処理や定型的な処理を専用回路で、非定型な処理をDSPコアで行い、さらに0.18μmDRAM混載プロセスでフレームメモリ(4Mbit DRAM)をオンチップ化したことなどにより、性能と消費電力の向上を実現した。(Phile-web編集部)

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