松下電器、1チップのデジタルハイビジョン用システムLSIを開発
MPEG4の再生にも対応 |
本LSIを用いることにより、高機能なBS/CSデジタル放送受信機および地上デジタル放送受信機が、少ない部品点数で容易に実現でき、ボード面積を当社従来比約1/2に削減できるという。この結果、機器の小型化と低コスト化が期待できそうだ。また、同社独自のメディア・コア・プロセッサの性能と柔軟性を活かし、世界各国のデジタルテレビ放送仕様やMPEG4の再生などにも対応できる。
本LSIは、6層銅配線を使用した新規開発の0.13μmCMOSプロセス技術、および大規模回路(3,500万トランジスタ)を1チップ化するLSI設計技術、最大動作周波数400MHzの高性能AM34マイコン、複数チャネル対応トランスポートデコーダー、オンチップシステム化技術などにより実現された。(Phile-web編集部)