HOME > ニュース > 松下、PCカードスロット搭載のHDD+DVD-RAM/Rレコーダー「DMR-HS2」を発売

松下、PCカードスロット搭載のHDD+DVD-RAM/Rレコーダー「DMR-HS2」を発売

公開日 2002/07/10 18:50
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
大幅なスリム&コンパクト化と、新たにPCカードスロットの搭載を果たした「DMR-HS2」
●松下電器産業(株)は、PCカードスロットを搭載し、デジカメ写真の保存や再生が行えるHDD内蔵DVD-RAM/Rレコーダー「DMR-HS2」を8月1日より発売する。価格は135,000円。

本機は、昨年末に発売され大ヒットを記録した「DMR-HS1」の後継機。従来の「追っかけ再生」やDV録画などの便利機能に加え、業界で初めてPCカードスロットを搭載し、デジタルカメラの写真の保存・再生が本機のみで行えるようになった。また、小型化をおしすすめたことにより、さ79mm、奥行306mmの薄型スリムデザインを実現した。

新たに搭載されたPCカードスロットでは、DCF規格に準拠したJPEG画像の再生が行える。PCカードアダプターを用いれば、SDカードやCF・スマートメディア・メモリースティックなどのカードも読みとれる。対応画素数は320×240〜6144×4096となっている。

本機に搭載されたHDDは40GBと、HS1と変わらない。記録時間もHS1と同様で、ビットレートが最も高いXP時は約8.5時間、最もビットレートが低いEP時には約52時間の録画が行える。

HDDとDVD-RAMの高速転送レートを活かし、どちらでも録画しながら再生できる「追っかけ再生」機能は、本機にももちろん搭載されている。また、DV入力からDVD-RAM/Rへ録画したり、HDDに取り込み・編集したあとDVD-RAM/Rへ保存する動画編集機能も装備している。

その他、デジタルW3次元回路、外部入力TBCなどの高画質化回路は、本機でも引き続き採用。DVD再生時のプログレッシブ出力にも対応している。細かなところでは、録画・再生時にリアルタイムのビットレートを表示可能な「ビットレートメーター」を搭載し、圧縮率の可変制御を一目で確認できるのが面白そうだ。

また、GUI操作画面や予約画面を一新したというのも興味深い。アイコン表示から文字表示に変更し画面上での操作性の向上を図ったという。

様々な機能を継承しながら、コストダウンとコンパクト化を同時に果たした本機は、デジタル録画の楽しさをさらに身近なものにしてくれそうだ。(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMR-HS2
  • 発売日8月1日
  • 価格¥135,000
【SPEC】●録画方式:DVDビデオレコーディング規格準拠(DVD-RAM)、DVDビデオ規格準拠(DVD-R) ●録画ディスク:12センチDVD-RAM…4.7GB/9.4GB、8センチDVD-RAM…2.8GB、DVD-R…4.7GB(for general ver2.0)、HDD…40GB ●受信チャンネル:VHF/UHF/CATV/アナログBS ●再生可能メディア:DVDビデオ/VCD/CD-DA/CD-R/CD-R/CD-RW ●映像入力端子:S端子3、ビデオ3 ●映像出力端子:S端子2、ビデオ2、D2端子、RCA色差 ●音声入力端子:アナログ2ch3系統 ●音声出力端子:アナログ2ch2系統、光デジタル ●その他端子:DV入力端子(4ピン) ●カードスロット:PCカード(TYPEII) ●静止画方式:JPEGベースライン方式[DCF準拠]、DPOF対応、画素数320×240〜6144×4096 ●消費電力:約38W(スタンバイ時約3.0W) ●外形寸法:430W×79H×306Dmm ●質量:4.5kg