アップル、20GBモデルなど「iPod」3機種を発表〜Windowsにも対応〜
5GBモデルは36,800円、従来モデルよりも10%薄くなった10GBモデルは47,800円、20GBモデルは59,800円で販売される。10GBモデルと20GBモデルは、業界初のソリッドステート方式タッチホイールを搭載し、駆動部分をなくした。この上位2モデルにはアップル製のキャリングケースとワイヤードリモコンも付属する。
また、新しいiPodでは初めて、Mac版とWindows版の両方が提供される。
PCとiPodの接続にはFireWire(i.Link/IEEE1394)端子を使用する。高速で楽曲データをダウンロードできるほか、充電もFireWireケーブルを介して行える。
Mac版のiPodにはデジタルミュージックソフトウェアの新バージョン、iTunes 3が同梱される。同ソフトには、ユーザーが設定した一定のルールにしたがってプレイリストを自動でダイナミックに更新するスマートプレイリスト、曲ごとの音量のちがいを解消して一定音量での再生を可能にするサウンドチェック機能、Audible.comでのAudibleファイルで提供されるオーディオプログラムのサポートなど数々の新機能が追加された。
Windows版のiPodは、Windows用のミュージックソフトウェアとして人気のある「MUSICMATCH Jukebox」とのスムーズな連携が可能。iPodはWindowsコンピュータにつなぐだけで自動的に内容がアップデートされるという、アップル独自のAuto-sync機能をもった唯一のWindows用MP3プレーヤーとなる。(Phile-web編集部)