オリンパスとフジフイルム、新しいデジタルカメラ用記録メディア「xD-Picture Card」を共同開発、販売へ
「xD-Picture Card」 |
両社はこれまでデジタルカメラ用記録メディアとして「スマートメディア」を採用してきたが、今回はユーザーからの「一層小さなデジタルカメラを開発して欲しい」、「一層大容量の記録メディアを利用したい」、「各社のデジタルカメラの記録メディアが異なっているが、ひとつの記録メディアをいくつかのタイプのデジタルカメラで利用したい」等の要望を受け、新しいメディアの開発に踏み切り、今回の実現に至ったという。
「xD-Picture Card」という名称は、eXtreme Digital(最先端のデジタル)映像情報を記録、保存、伝達するeXcellent(すばらしい)記録メディアという想いが込められているということだ。
外形寸法20.0mm×25.0mm×1.7mm、質量2gのコンパクトサイズは、より小型サイズのデジタルカメラの実現を予感させる。発売当初は16MB、32MB、64MB、128MBから発売するが、将来的には容量8GBの大容量まで計画しているという。
なお同時発売予定のPCカードアダプター、USBカードリーダーを利用すれば簡単にパソコンとの接続が可能。今秋発売予定のコンパクトフラッシュカードアダプターを使用すれば、コンパクトフラッシュ搭載デジタルカメラの記録メディアとしても利用できるなど、より高い利便性も追求されている。
(Phile-web編集部)