ゲームとホビーとイベントの「街」、アソビットシティbyLAOXはいよいよ明日オープン!
左:店長・波木井氏(左)と副店長・福田氏(右) 右:イメージキャラクターの「アソビイくん」 |
本店はラオックス全店の中で2番目となる広い売り場面積を誇り、その品揃えはDVD・ゲームソフトから書籍、鉄道模型、キャラクターグッズをはじめ多岐に渡り、まさに同社のエンタテインメントビジネスの集大成となる店舗である。「地球上の遊びに関する全要素を集結させた」という本店では、売り場を一つの「街」として捉えたコンセプトを展開。訪れる客に同店がプロデュースする「遊び」の全てを心ゆくまで、ゆっくりと楽しんでもらおうとする意気込みを、売り場の各所にちりばめている。ゲームやホビー、映像&音楽ソフトの取扱店が散見する秋葉原において、サブカルチャーと呼ばれるものをメインストリームへ引き上げる力を持った強力なショップの誕生であると言えよう。
本日はこの「ASOBITCITY」がプレス関係者に向けて先行公開された。はじめに「ASOBITCITY」店長の波木井(はぎい)氏、副店長の福田氏による会見が開かれ、ショップのコンセプト「とにかく楽しいお店」についての見どころが紹介され、また両氏の意気込みが語られた。
子供から大人まで幅広い客層に、同店が揃える豊富なエンタテインメントを1日かけて遊んでもらい、商品を購入していただきたいと語る店長の波木井氏。全フロアには明るい売り場、広い通路、休憩のための椅子などを設け、また3階には喫茶室を準備。売り場商品はゲームからCD・DVDなど、購入前に実際に手にとって遊んでみることのできるものが多い。また仕事帰りの来客にも立ち寄りやすいように、営業時間を10:00〜21:00と長くしたほかにも、館内にトイレを多めに設置するなど、来客に最高のくつろぎを提供する細やかな気配りを店づくりの最重要課題として心がけているという。
本日は「ASOBITCITY」全8フロアのそれぞれの見どころが、店長、副店長によりプレス関係者にこと細かく紹介された。各フロアの詳細については、本日の「ASOBITCITY」開店直前・速報関連ニュースの中でご紹介していく。また、以下に本日の記者会見の席にて執り行われた質疑応答の模様をQ&A形式でお伝えする。
<「ASOBITCITY」プレス先行内覧会-質疑応答->
Q:本店では店内売り場においてバリアフリー対策はこころがけているのか
A:4階には車椅子でいらっしゃるお客様のための専用トイレを設けてある。また売り場通路を広く取ったり、エレベーターを2機設けたりと車椅子の方には通行しやすいような店舗をこころがけている。スタッフの教育にも力を入れており、お客様と一緒になって障害者のお客様にも楽しくご利用いただける店舗をつくって行きたいと考えている。
Q:店長・波木井氏のプロフィールを簡単に紹介いただきたい。また副店長・福田氏が店長にキャッチコピーをつけるとしたらどんな言葉で表現されるか
A:(波木井氏)私は今年ラオックスでの社歴が31年を迎える。約20年間に渡り家電の販売に勤め、その後1992年にはゲーム館立ち上げの店長に抜擢された。ゲーム館の店長を隣の福田氏に任せた後、自分はソフト営業・ソフト事業部の発展に勢力を注ぐようになった。そして3年前から、今度はホビー館立ち上げの店長として事業に関わるようになった。これからはゲーム館やホビー館でのノウハウを活かし、「ASOBITCITY」を「楽しい店」へと発展させていきたいと考えている。
A:(福田氏)私が店長・波木井氏の人となりを敢えて一言で表現させてもらうなら「有言実行のドリームメーカー」である。氏はノウハウのないところから、まさに理想の店舗を作り、お客様の支持を得ることのできる人である。
Q:御社でゲーム館を閉鎖される背景を教えていただきたい。また本店の売り上げ目標を教えて欲しい
A:ゲーム館は閉鎖されるが、「ASOBITCITY」はゲーム館を吸収してオープンするイメージだ。本店ではゲーム館の名前を一度捨て、脱皮を遂げることにより、そこではやれなかったことを展開していきたい。秋葉原によく足を運ばれるお客様だけでなく、新しい顧客を創造して行きたいと考えている。そのために本店では豊富な品揃えと、明るい売り場の雰囲気を形成し、新たなお客様に「来てもらえる」よう努力していきたい。
Q:2年後には秋葉原にヨドバシカメラがやってくるが、その対抗策については何か検討しているか
A:私は秋葉原が、新宿や池袋をはじめとする「街」と比べて如何に魅力的な街に成長できるかに注目して行きたいと考えている。ヨドバシカメラさんが秋葉原にオープンしてくれれば、秋葉原に新しい人の流れをつくってくれるだろうし、それは私たちにとっても一緒に秋葉原を盛り上げてくれる頼もしい仲間の登場として期待したいし、とても楽しみにしている。
Q:8階に2部屋設けられたイベントホールについて、集客人数やイベントの予定を教えて欲しい
A:イベントホールについては、大きなものを1つだけ設ければ良いのではという意見もあったが、それでは建物の構造上、どうしてもフロアの中に柱が出来てしまい、客様にとって観づらい場所が発生してしまった。観やすい環境を提供したいと思って、2つのイベントホールを分けて設置した。
<イベントの予定(10月10日のみ)>
★「あのデロリアンカーに乗れる!撮れる!」〜バック・トゥ・ザ・フューチャーDVD発売記念キャンペーン〜
第1回10:40〜11:20
第2回12:30〜13:10
第3回14:20〜15:00
第4回16:10〜17:00
会場:1番街
★タカラ「Q-CAR」がやってくる
10/10〜10/14 10:00〜21:00
会場:1番街
★「三国志バトルフィールド」ゲーム大会(オンラインゲーム対戦)
10/10〜10/12
会場:6番街オンラインゲームスタジオ
★その他各フロアにて開店記念イベントを予定
Q:来客者について、期待する年齢層・性別について教えていただきたい。また他の同業店舗との違いを一言で表すならどんなところか
A:年令で言えば、5歳のお子様から50代前後のお客様までお楽しみいただける品揃えでお待ちしている。女性客については全体の3割を目標にしていきたい。アベックでのお客様のみならず、女性のお客様にもお一人で来て、楽しんでいただける店舗にしていきたい。他店との違いとしては、スタッフが一生懸命努力し、お客様が「楽しい」と言ってくれる店、いつも新しい楽しさがある店でありたいと思う
Q:「ASOBITCITY」を一つのブランドとして立ち上げる意向はあるか。また「ASOBITCITY」を他の地域にも出店する予定はあるのか
A:LAOXの一店舗としての「ASOBITCITY」よりも、「ASOBITCITY by LAOX」としたイメージをお客様に広めていきたい。皆様に「ラオックス変わったね!」、「ラオックス面白くなったね!」とご評価いただける店づくりができれば良いと思っている。「ASOBITCITY」の他地域展開については、まはこの店の成功を見極め、その後に考えていきたい。もちろん「ASOBITCITY」が大きくなっていくのは私の夢でもある。また従来のラオックス各店舗の中にも「ASOBITCITY」がつくりだす楽しさを込めて行きたいと思う。
【ASOBITCITY】
住所:東京都千代田区外神田4-3-3
電話:03-3251-3100
営業時間:10:00-21:00/年中無休
(Phile-web編集部)