キヤノン、フジフイルムなど6社がPCを介さずにデジカメ画像を印刷する規格を策定
DPSのイメージ |
"DPS"は、キヤノン株式会社、HP、セイコーエプソン株式会社、ソニー株式会社の4社で規格化をスタートし、これに富士写真フイルム株式会社とオリンパス光学工業株式会社が加わって検討を進めていたもの。
従来、デジタルスチルカメラとプリンターを、パソコンを介さずに直接接続して印刷するシステムは、各社がそれぞれ独自の方式で製品化を進めていたが、接続可能なプリンターとデジタルスチルカメラの組み合わせには制限があった。 今回、規格の策定により、"DPS"を採用したカメラとプリンターであればメーカーや機種によらずどのような組み合わせでも、カメラ側からの簡単操作で美しい画像を直接出力することが可能になるという。
デジタルスチルカメラやプリンターはここ数年間で急速に高性能化が進み、手軽に高画質のプリントができるようになった。今後、プリント文化のさらなる拡大とプリントチャンスの増大を推進するべく、対応製品を各社より積極的に提供していくと同時に、業界全体に参加を呼びかけていくとのこと(AVレビュー編集部)。