MEDIXの「Hi-Vision Monitor CHECK TAPE」がバージョンアップ。ホームシアターの色調整に最適
カラーバーを付属フィルターで覗くとこんな感じになる |
これまでも“ブルーフィルター”は同梱されていたが、これに“レッドフィルター”が加わることにより、最近増えているプロジェクターやプラズマテレビなどのAV機器の6色調整(R,G,B,C,M,Y)がひじょうに容易になるというもの。具体的には、パイオニアのプラズマテレビのアドバンストモデル、PDP-A503HD、PDP-A433HD-U/Sなどが、それにあたる。
6色調整の仕方は、チェックテープで「カラーバー」をモニターに表示する。そのうえで“ブルーフィルター”で「カラー調整」と「カラーバランス調整」を行い、RGBをニュートラルに設定したうえで、“レッドフィルター”で「イエロー」と「マゼンタ」を調整、最後に再度“ブルーフィルター”で「シアン」を調整する。これにより色かぶりなどのない適正なバランスになるので、この後にニュートラル状態のR,G,Bを動かして、好みの色表現に近づけていくことも可能となる。
カラーバーをもとに作られた他の色バランスが保たれているため、例えば「Redの色合いをズラせてみる」といった場合にも効果が際立つという。
なお、Phile-webでも販売中の本製品だが、2月5日出荷分よりVersion2で対応する。フィルター自体はカメラマンも使用するプロ仕様のもので、\1,500以上の市場価格だが、今回は価格据え置きとなる。また、すでにVersion1をお持ちの方で、レッドフィルター単体で希望されるユーザーには、\500で対応予定なので、メディックスにお問合せいただきたい。
●株式会社メディックス
大阪市北区西天満3−1−6 辰野西天満ビル7F
(TEL) 06-6367-1611
関連リンク
- ブランドMEDIX
- 型番MDX-1001HV Version 2.0
- 発売日発売中
- 価格\15,000
【SPEC】●収録時間:28分22秒 ●カラー/ステレオ ●収録フォーマット:MPEG2 MP@HL ●アスペクト:16対9 ●収録内容/カラーバー(20″)/グレースケールとプルージュの組合せ信号(2′20″/4′20″)/モノスコパターン(6′20″)/32階調グレースケール(8′20″)/11階調グレースケール(10′20″)/クロスハッチ(12′20″)/ドット (14′20″)/サークル(16′20″)/キャラクター(18′20″)/100%赤信号(20′20″)/100%緑信号(21′20″)/100%青信号(22′20″)/オリジナルリファレンスソース(23′20″)