ソニー、CD/DVDのどちらにも書き込みできる2波長レーザーダイオードを商品化
CD記録再生/DVD記録再生用2波長レーザーダイオード 「SLD6461VL」(左)と「SLD6461VLT」(右) |
CDとDVD両方への書き込みに対応した2製品は、φ5.6mmパッケージの「SLD6461VL」(サンプル価格3,000円)と3mm厚パッケージの「SLD6461VLT」(サンプル価格3,500円)。
CDとDVDの記録再生に必要な各波長のレーザーダイオードを一つのパッケージに集積することにより、光学部品の点数と光軸の調整個所を削減し、製品の小型化と信頼性の向上を図ることができる。
CD側、DVD側のレーザー光出力をそれぞれ215mWと100mWに高出力化した「SLD6461VL」と「SLD6461VLT」は、CDの記録再生機能とDVDの記録再生機能を兼ね備えた光ディスクドライブ向けに適している。CD側レーザー光出力7mW、DVD側レーザー光出力100mWを実現した「SLD6361VL」は、 CDの再生機能をもったDVDレコーダー向けに最適。また、CD側、DVD側のレーザー光出力が それぞれ215mWと5mWの「SLD6261VLT』」は、CDの記録再生機能とDVDの再生機能が求められる ノートパソコン用コンボドライブに最適となる。
これらの製品化により、光学ピックアップの小型化を図ることができ、CDとDVDの各種フォーマットに対応した様々な機器の小型化、薄型化が可能になる。
このレーザーダイオードを活用した、画期的なDVDレコーダーの登場が待たれるところだ。(Phile-web編集部)