<IFA2003ベルリンショー・レポート 24>−テレビ&エンターテインメント部門〜シャープ〜数多くの新製品が集結!
■写真右:DLPプロジェクター「XV-Z201E」
●シャープのブースには数多くの新製品が集結した。特に目立ったものについて順番にご紹介していこう。
<1bitデジタルシアターシステム「SD-HX500H」>
シャープが欧州でも強力に展開する「1bit」戦略に期待の新製品がこの秋から来年にかけて次々と登場しそうだ。「SD-HX500H」はアンプ部とSACD/DVD/CDプレーヤー部の2つを核とした、シャープの新しいホームシアターシステムの提案だ。縦置きタイプのスタイリッシュな外観に加え、繊細な表現力を備えている。本機のサウンドを体験でき、ディスプレイにAQUOSとスタイリッシュなPIEGA社のスピーカーシステムとの組み合わせも楽しめる試聴コーナーも人気を博していた。本機は欧州市場にて来年1月の発売を予定しているそうだ。価格についてはまだ未定とのこと。またこの他にもエントリー向けの5.1ch-1bitホームシアターシステム「SD-AT1000DVH」も紹介されていた。本機も来年1月に700ユーロの価格で発売予定。
<DLPプロジェクター「XV-Z201E」>
同社のブースの一画では特設ホームシアター試聴コーナーを設置。こちらでは「XV-Z90」の後継機となる、DLPプロジェクターの新製品「XV-Z201E」の視聴も行っている。パネルは16対9のワイド対応。TI社のMatterhornチップを採用し、高解像度・高コントラストを実現しているという。本機はまだプロトタイプの参考展示であり、発売時期、価格ともにまだ未定。本機のほかにも4対3パネル搭載の「XV-Z200E」が市場に投入される予定とのこと。
<1bitハイエンドオーディオ>
特設ホームシアター試聴コーナーでは、1bitデジタルステレオアンプ「SM-SX300」「SM-SX400」をはじめ、1bitSACD/DVDプレーヤー「DX-SX200」、1bitコントロールプリアンプ「SO-SX200」など、本年後半より登場を予定している新製品の試聴も行われている。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2003REPORT]