<IFA2003ベルリンショー・レポート 31>−テレビ&エンターテインメント部門〜DAEWOO〜韓国のAVメーカー、ホームシアターやDVDレコーダーなど意欲的に展示
■写真右:DVD+RW/+Rレコーダー「DQR-2000D」
●昨今は日本国内でも耳馴染み名ブランドとなった韓国のメーカーDAEWOO。同社のブースでは、ホームシアターエンタテインメント関連の製品を中心としたブース展示を行っている。
会場の入口には、家具と溶け込むAV機器をコンセプト展示が展開されており、色彩豊かな液晶テレビとホームシアターシステムなどを組み合わせたいくつものセットシステムのプロトタイプが来場者の目を引きつけていた。各々の製品のネーミングも「Eye love U」、「Eye & U」などいかにも個性派。これらシリーズの製品化、販売予定は今のところ未定であるということだが、既に本国を中心にプラズマや液晶、CRTテレビをはじめとする製品を投入し、確実な成長を遂げている勢いのあるブランドだけに今後ワールドワイドでの動向が注目される。
同社ではまた、DVDレコーダーの新製品も展示している。DVD+RW/+Rレコーダー「DQR-1000D」、「DQR-2000D」の2モデルである。両製品ともにDVCからの映像取り込みに対応するためi.Link端子を搭載。どちらのモデルも価格はオープンプライス。欧州市場全域へ、10月中頃をめどに製品を送り出す予定であるという。「日本はビデオ録画用DVDプラスメディアの普及がまだ確立していないから発売は未定。」とメーカースタッフ談。来年にはHDDとのハイブリッドレコーダーの発売も予定しているそうだ。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2003REPORT]