<IFA2003ベルリンショー・レポート 34>−番外編〜ソニースタイル・ベルリン〜
■写真右:こちらの映画館ではめずらしい字幕版の作品がたのしめるIMAX(アイマックス)シアター。チャーリーズエンジェル、ターミネーター、トゥームレイダーの新作などを上映していた
●東西ドイツ統一以降、今も目まぐるしく街の景色が変わり続けているベルリンの街だが、その中心地には若い人々を中心に人気の高い新名所「ポツダム広場(Potsdamer Platz)」がある。ポツダム広場には、3つのマルチプレックス・シネマや映画博物館、ミュージカル劇場などを始めとした文化施設に加え、洒落たカフェやバーが多数軒を連ねる。地元の方に訊ねてみたところ、ドイツの映画館では国外の作品は殆ど吹き替え版が上映されるそうだが、ここでは原語のまま字幕入りの作品が楽しめる。
そして広場の一画には新しいもの好きのベルリンっ子たちが集まるソニーのショールーム「Sony Style」を見つけることができる。広場を歩いていると、ドイツにいながら東京の銀座・有楽町界隈をぶらついているような気分にさせられる。ソニースタイルにはちょっと驚いてしまうくらい大勢の人々が遊びに訪れている。店内ではソニーブランドから出たての新しい製品が並べられ、それらを心ゆくまで楽しむことができる。気に入った商品はその場で購入が可能であり、店内のカフェバーで一息入れることもできるようになっている。平日の昼間から学生らしき若い人たちや、家族連れ、カップルで訪れる人々があとを絶たない。ここではソニーが提案するデジタルエンタテインメントライフにベルリンの人々が寄せる関心の高さをうかがうことができた。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2003REPORT]