<IFA2003ベルリンショー・レポート37>−テレビ&エンターテインメント部門〜ソニーその2〜欧州発売のDVDビデオカメラも展示
■写真右:5.1chホームシアターシステム「DAV-DS1000」
●前回のソニーのエキシビジョンブースのレポートにてご紹介できなかった製品について、いくつか報告しておこう。
ソニーではいよいよ9月から欧州の市場に向け、8cmDVD-RW/-Rメディアを記録媒体に採用したデジタルビデオカメラ「DCR-DVD200」を投入する。価格は1350ユーロ。日本での発売については未定であるということだ。
SACD/DVDプレーヤーを軸とした5.1chホームシアターシステム「DAV-DS1000」も視聴展示を行っている。こちらは4本のスリムタワー型サラウンドスピーカーにセンタースピーカー、アンプ内蔵のサブウーファーとコンパクトなSACD/DVDプレーヤーをセットにした、流線型フォルムに光沢ホワイトの美しいデザインを採用したセットシステムだ。リア2本のスピーカーシステムはアンプを内蔵しており、音声信号をワイヤレスに受信できる。電源は1本ずつ有線で供給する。こちらは既に欧州では今年の4月から4000ユーロの価格で発売されている。
ソニーのブースには、日本のAVファンには既にお馴染みのBlu-rayディスクレコーダー「BDZ-S77」が参考出品されていた。本機の解説書きには「日本国内でのみ販売」という注意書きがされてあった。欧州での発売時期についてスタッフに訊ねてみたが、いつ頃になるかは全く未定であるということだった。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2003REPORT]