<IFA2003ベルリンショー・レポート43>−サウンド&カーメディア部門〜ゼンハイザー〜お馴染みのヘッドホン人気ブランド。ユニークなワイヤレスタイプも展示
■写真右:ワイヤレスで気軽にテレビなどを楽しむ際に有効なステレオ・インナーイヤーヘッドホン「IS300」
●IFA2003ベルリン・ショーも残すところあと2日となったが、会場は相変わらずの大入り。ベルリンっ子たちが2年に一回のこのイベントをいかに心待ちにして参加しているのかが伝わってくる。本日は「サウンド&カーメディア部門」に出展する企業のブース紹介から始めていこう。
日本のオーディオファンにもお馴染みであろうドイツのオーディオメーカー、ZENNHEISER(ゼンハイザー)は本国を中心に欧州各国のオーディオファンからの信頼を勝ち取っているブランドだ。同社が販売するヘッドフォンのフラグシップモデル「HD 600」は、欧州の権威あるオーディオ専門誌「Audio」において「Golden Ear」賞を受賞し、大ヒットモデルとなった。今回のエキシビジョンでは、本機の後継モデルとなる「HD 650」を展示した。価格は400ユーロを予定しており、11月から欧州各国の市場にお目見えする。
同社のエキシビジョンにて、来場者の注目を浴びていたもう一つのモデルは、ワイヤレスタイプのステレオ・インナーイヤーヘッドホン「IS300」だ。耳からアゴのほうにぶら下げて使うユニークなモデル。「おもにテレビ視聴の際など、気楽に音を楽しむ場面で使って欲しい」とメーカー説明員は語っていた。欧州では既に200ユーロの価格で販売を開始したそうだ。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2003REPORT]