<IFA2003ベルリンショー・レポート49>−テレビ&エンターテインメント部門〜フィリップス・その3〜DVDレコーダーについて補足
■写真右:54インチLCDディスプレイのプロトタイプを展示
●IFA2003ベルリン・ショー遂に最終日。会場には今日も巨大な祭典の醍醐味を最後まで味わい尽くそうと、沢山の来場者が足を運んでいる。本日ははじめに前回のフィリップスのブースレポートにて駆け足でご紹介してしまったDVDレコーダーについて補足しておこう。
Philipsブランドからは「DVDR 75」「DVDR 77」「DVDR 80」と3機種のDVD+RW/+Rレコーダーが展示されている。この中より「DVDR 80」がフラグシップモデルとなり、パネル前面にDV入力端子を搭載する。価格は799ユーロを想定している。同社開発のドライブが、欧州で今後発売される主力メーカーのプラス系DVDレコーダーにも搭載されているようだ。欧州のDVDレコーダー市場におけるPhilipsの影響力はかなりのものであると感じた。
同社のエキシビジョンホールではその他にもフルHD対応パネルを搭載した54インチLCDディスプレイのプロトタイプが展示されている。同社のエキシビジョンに関する詳細は評論家・山之内正氏のIFAレポートでも伝えられているのでご参照いただきたい。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2003REPORT]