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松下、全世界の放送方式に対応した映像デジタル変換チップセットを開発

公開日 2003/09/24 18:19
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●松下電器産業(株)は、DVDレコーダーやハードディスクレコーダーなどデジタルAV録画機器の高画質記録とグローバルな機種展開を容易にする新たな映像デジタル変換チップセットを開発した。 映像デジタル変換LSIと映像信号入力インターフェースLSIで構成される。サンプル出荷開始は2003年10月、サンプル価格3,000円。

チップセット「N673747」は、全世界の放送方式(NTSC/PAL/SECAM)に対応したビデオ信号のデコードと3次元Y/C分離とTBC、フレームシンクロナイザを世界で初めてLSIに集積し、共通基板でグローバル展開を実現する。 コントラスト調整、ブライトネス調整、輪郭補正、ガンマ補正回路など豊富な画質補正機能も搭載される。映像信号入力インターフェースLSI「AN13310」では、3チャンネル(R/G/B、Y/Cb/Cr)など豊富な入力信号に対応している。

「N673747」は10ビット、27MHz動作のADコンバーターを3チャンネル内蔵し、R/G/B信号からY/Cb/Cr信号への変換回路も実現した。従来の同社映像信号入力インターフェースLSIは、2チャンネルのビデオ入力またはS入力に対応しているだけだった。 本チップセットでは、3チャンネルのR/G/B入力またはY/Cb/Cr入力と5チャンネルのビデオ入力、4チャンネルのS入力に対応している。

【照会先】
松下電器産業(株)
半導体社 企画グループ 広報チーム
TEL:075-951-8151

(Phile-web編集部)

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