ヤマハ、最大5W×2チャンネルのデジタルアンプICを開発
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本製品は、アナログ信号入力回路、パルス幅変調回路、BTLデジタル出力回路、自励発振回路、過電流保護回路、ポップノイズ低減回路、ヘッドフォンアンプなどデジタルアンプに必要な機能を超小型パッケージ28ピンTSSOPに集積したICだ。単一5V電源のアンプICとしては、クラス最高水準の電流出力性能を実現。同社独自の回路技術により、ハイファイオーディオコンポ並の高性能を達成している。また、現行のアナログアンプICと比較して、3Ωインピーダンスでの電力効率は最大3倍の約82%、動作時消費電力は最大で1/4、アンプの発熱に相当する電力損失は最大1/7と、高効率、省電力、低発熱性能を実現している。
同社では本製品を2003年10月20日(月)からサンプル出荷する。サンプル価格は500円となる。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)
半導体事業部 マーケティング部商品企画室
TEL/0539-62-5444
(Phile-web編集部)