シャープ、地上デジタル放送受信用の小型フロントエンドを開発
地上デジタル放送受信用フロントエンド「VA1T1JF2071」 |
本開発品は、ダイレクトIF出力を採用したことにより、従来搭載していたLow-IFコンバータ回路の削減を行い、小型・薄型化を実現した。また、高感度アンプとデュアルAGC回路の採用により、弱電界地域での高い受信特性とアナログ信号に対する妨害特性の向上を実現、さらに、フルバンド受信対応により、UHF、VHFはもちろん、CATV受信周波数にも対応しているため、電波の届かない地域でも、CATV回線を使用することで地上デジタル放送が楽しめる。
まず国内市場で販売を開始し、続いて欧州・米国など、海外向けにラインアップを拡充していく。さらに、復調器の有無、縦型・伏型の選択、ループスルー出力の有無、DC-DCコンバーターの内蔵オプションなど、ユーザーの多様な要望にもきめ細かく対応していく予定とのことだ。
【Phile-web編集部】
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