容量30GBを実現、MOの次世代規格「UDO」が登場
形状もMOとそっくり |
MOディスクを製造している水島工場で製造し、2004年秋から出荷を開始する予定。日本国内では「MITSUBISHI」ブランド、北米・欧州等海外では「Verbatim」ブランドで販売する。
UDOディスクはプラズモン社が開発した、青色レーザーを利用した光記録装置に使用する大容量光ディスク。5.25型MOディスクと類似のカートリッジを使用した記録容量30GB/両面のディスクとなる。将来は120GB/両面まで開発する予定という。
同社では、「大容量データを取り扱う銀行、保険、医療、通信、放送等の分野」を主な市場と想定している。ヒューレット・パッカード社とプラズモン社がUDO技術をベースにしたドライブ及びジュークボックスを発表しており、他のジュークボックス製造企業も同技術の受け入れを発表しているという。
製造販売するUDOディスクには追記型と書換型の2種類があり、追記型は記録したデータを改ざんすることができないためデータの記録保存に適し、書換型は1万回以上の書換が可能な高耐久性を備えている。
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(Phile-web編集部)