市川二朗の「web版 19.55畳の引力 <2>」え、プロジェクター買い替えちゃうの?!、の巻
お気楽シアターの語り部、VPH-G70QJ/疲れ果てたパワーアンプ |
★プロジェクター交換
現用のソニーVPH−G70QJは、99年の秋に購入したもので、お気楽シアターの歴史の語り部ともいえる存在である。当時の定価は280万円(!)、大仰で気分屋のこの機械を馴らすのに手こずったが、今では水も滴るような瑞々しい画を見せてくれる。しかし、所詮AV機器である。4年以上もシアターのど真ん中に、鎮座しているというのはいかがなものか。AVライターとして新しい機械を導入しなきゃならんという気持ちと、また4年間積もったプロジェクター内のホコリのことを思うと、居ても立ってもいられないのだ。早く隠居させてやりたいのだが、問題は後継機だ。いいものがあってもあまり高いのは買えない。条件はG70より画質が良くって、B5サイズで、ファン音は10dB以下で、±1Vのレンズシフトがついて、で定価50万円ぐらいで・・・、なんてえのは初夢ですな。
★アンプ交換
プリアンプは3年前に中古で購入したアキュフェーズC−280V。1990年発売の製品である。購入直後に5万円かけてオーバーホール(あの高級ボリュームはC−290Vと同じものに交換されちゃった!)したので、まだいけそうだ。問題はパワーアンプである。現用はヤマハ創立100周年記念モデルのMX−10000で、これも中古で9年前に購入したものだ。独特の回路で独特の切れのある音色を聴かせてくれるのだが、これもやはり古い。最新のものに交換したいのだが、高級アンプは試聴する機会が限られている。そう、僕はビジュアル機器の仕事がほとんどなので、ピュアオーディオの仕事はお鉢がまわってこないのだ。今年はピュアオーディオ界にデビューしてアンプを買い替えるぞ、って目的が違うか
な?
★いっそのことお気楽シアター交換
4年間色々いじってきたお気楽シアター。4年も経てば買い替えなきゃいけないのは、AV機器も部屋も同じことだろう。ということで今年最大の目標はお気楽シアターの交換です! カミさんに言ったら完全にムシされましたけどね。それでもワタシはめげずに、新お気楽シアター構想を頭の中に巡らす寝正月なのです、ハイ。(市川二朗/つづく)