<CES2004レポート9>ソニー〜1GBの大容量MD「Hi-MD」が登場!
これがHi-MD/Hi-MD対応プレーヤー「MZ-NH1」 |
「Hi-MD」は1GBの容量を誇る新メディアで、大きさや形状はこれまでのMDと同じ。容量が増えたことで記録できる音声データも増し、最大で45時間の音声を記録できる。
Hi-MD対応プレーヤーも一気に発表された。ベーシックモデルの「MZ-NH600」、AM/FM/TV/ウェザーチューナーを備えた「MZ-NHF800」、フルマグネシウムボディでネットMDに対応し、外部音声も録音できる「MZ-NH1」、液晶リモコンや充電用クレードルを備えた「MZ-NH900」の4モデルとなる。
同社の新しいオンラインミュージックストア「CONNECT」では、50万もの楽曲がATRACデータで販売される。もちろん、PCにダウンロードした楽曲をMDやHi-MDに転送することもできる。
また同社では、Blu-ray ROMの再生専用プレーヤーも参考出品していた。試作機のデザインはBDZ-S77と同様だが、製品化する際には変更される予定だ。Blu-ray ROMが様々な権利団体の要求をクリアし、発売に漕ぎ着けるまでは当然この製品も販売できないが、同社の係員によると「技術的にはすぐにでも可能であることをアピールするため」出品したという。
(Phile-web編集部)
[ces2004]