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<会田 肇のCES2004レポート 4>1DINレシーバーのモニターにビデオが映し出せる!

公開日 2004/01/14 10:44
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CDレシーバー「CDX-9900」
●ソニーがアメリカ市場に向けて発売したCDレシーバー「CDX-9900」は、なんとビデオ入力を介して接続したDVDビデオプレーヤーなどの映像が映し出せる、高解像度のTFTディスプレイを搭載している。これはいわばMEX-5DIのモデルチェンジ版とも言えるもので、色の発色はその約2倍ともなる3万2000色を実現。これが動画映像を映し出しても自然な色再現性を可能にしているのだ。

一般的に考えれば1DINレシーバーに合わせた横長サイズであれば限られたビデオ映像を映し出すには無理があると考えられがちだが、実際にはワイドスクリーンの映像であれば多少上下がつぶれるぐらいで、予想されたほどの違和感はない。それどころか、そこそこに黒の締まり感もあって映像は結構楽しめるものに仕上がっている。撮影したばかりのビデオ映像をプレイバックして楽しむといった使い方もできそうだ。

操作系は左右にコントローラーを配した、最近のソニーデザインに通じるもので、パネルは電動式開閉機能付き。内蔵アンプは52W×4chで、MP3再生やCD-R/RWにも対応。日本市場への導入はまだ未定とのことだが、MEX-5DIと同様、やや遅れて導入される可能性が高い。

(会田 肇)

[ces2004]

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