三洋、DVD記録用光ピックアップの増産計画を発表
●三洋電機(株)は、昨今のAV、PC双方の製品分野においてDVD記録ドライブの需要が急速に拡大している背景を受け、そのキーデバイスである「DVD記録用光ピックアップ」の大幅増産を可能にする生産体制を同社の中で確立していく計画を発表した。
IT用途やAV用途を含めたDVD記録ドライブ市場全体は、2002年度の550万台から、2003年度3,000万台と着実な成長を遂げ、本2004年度には6,600万台に達する大きな伸びが記録されると同社は予測する。このような背景のもと、同社では2004年度にはDVD記録用光ピックアップの生産能力を年産で3,500万個のベースへ体制を強化、構築し、需要に対応していく考えを明らかにした。また2004年度からはAV用途向けのDVD記録用光ピックアップの生産も開始する予定であるという。
再生用なども含めた光ピックアップ全体では、2004年度2億5,000万個への増産をはかる。この増産に伴い、光ピックアップ全体で2003年度90億円、2004年度130億円の設備投資を行っていく考えだ。
同社の光ピックアップ事業は、IT関連用途を中心に2002年度連結売上げ1,157億円(対前年135%)、2003年度も2桁伸長の売上げを見込んでおり、業界シェア約40%とトップシェアを誇っている。今回の増産では、売上げ増加、シェア拡大におけるさらなる飛躍を目指していくという。また今後は、現在のCDおよびDVD用の用途に加え、次世代大容量光ディスクに対しても青紫色半導体レーザーの技術を生かした次世代光ピックアップの開発を進めていく計画も明らかにされた。
【問い合わせ先】
三洋電機(株)
コーポレート・コミュニケーションユニット 広報チーム
TEL/03-3837-6206/6207
(Phile-web編集部)
IT用途やAV用途を含めたDVD記録ドライブ市場全体は、2002年度の550万台から、2003年度3,000万台と着実な成長を遂げ、本2004年度には6,600万台に達する大きな伸びが記録されると同社は予測する。このような背景のもと、同社では2004年度にはDVD記録用光ピックアップの生産能力を年産で3,500万個のベースへ体制を強化、構築し、需要に対応していく考えを明らかにした。また2004年度からはAV用途向けのDVD記録用光ピックアップの生産も開始する予定であるという。
再生用なども含めた光ピックアップ全体では、2004年度2億5,000万個への増産をはかる。この増産に伴い、光ピックアップ全体で2003年度90億円、2004年度130億円の設備投資を行っていく考えだ。
同社の光ピックアップ事業は、IT関連用途を中心に2002年度連結売上げ1,157億円(対前年135%)、2003年度も2桁伸長の売上げを見込んでおり、業界シェア約40%とトップシェアを誇っている。今回の増産では、売上げ増加、シェア拡大におけるさらなる飛躍を目指していくという。また今後は、現在のCDおよびDVD用の用途に加え、次世代大容量光ディスクに対しても青紫色半導体レーザーの技術を生かした次世代光ピックアップの開発を進めていく計画も明らかにされた。
【問い合わせ先】
三洋電機(株)
コーポレート・コミュニケーションユニット 広報チーム
TEL/03-3837-6206/6207
(Phile-web編集部)