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リコー、DVD+Rの2層記録技術と試作品を「CeBIT 2004」で出展

公開日 2004/03/19 17:07
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●(株)リコーは、DVD+Rメディアの2層記録を実現する新規格である「DVD+R DL」、および今後規格化が検討されている16倍速DVD+R、8倍速DVD+RWに対応するメディアとドライブを開発し、その試作品を3月18日から24日までドイツのハノーバーで行われる世界最大のIT関連見本市「CeBIT 2004」に参考出展することを明らかにした。

「DVD+R DL」では、追記型DVDであるDVD+Rの記録層を2層化することにより、1層式メディアの約1.8倍にあたる8.5GBの容量を実現し、さらに既存のDVDプレーヤーやDVD-ROMドライブとの優れた再生互換性が維持できるという。同社では、2004年の夏頃にメディアおよびドライブの商品化を目指している。

16倍速DVD+Rおよび8倍速DVD+RWは、DVD+Rと書き換え型DVDであるDVD+RWの記録速度を従来の2倍にしたもので、今CeBITにおいて初めて規格化が明らかにされた。4.7GBのデータを、16倍速では6分以下、8倍速では約8分で記録することが可能であるという。本規格の製品についてはも同社では年内にメディアおよびドライブを商品化する予定を明らかにしている。

【問い合わせ先】
リコー お客様相談室
TEL/0120−000475

(Phile-web編集部)

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