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BDF加盟3社がBlu-rayディスクをDVDディスク並のコストで実現する見通しを発表

公開日 2004/03/31 17:35
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●Blu-ray Disc Foundersに加盟する松下電器産業(株)、フィリップス、ソニー(株)の3社は、DVDディスクの5倍の記憶容量を持つBlu-ray Discにおける読みとり専用のBD-ROM規格において、DVD-ROM並のコストダウンを将来実現できる見通しを示した。

3社はシングルレイヤーのBD-ROMディスクならば、今後1枚あたりの量産コストを現在のDVDのコストを上まわらない範囲で実現可能であることを明らかにした。単層ディスクのBlu-rayディスクでははHD画像など25GBまでのデータが記録できる。

3社はさらに、Blu-rayディスクのフォーマットでは、優れたコンテンツ保護技術の導入や青赤両レーザー対応のドライブなどを開発するで、BDとDVDの間での互換性を実現することができると指摘している。またBDフォーマットでは、AES128ビットの暗号化技術、最先端の制作プロセスコントロール、さらにはコンシューマー機器とPC機器双方で使える安全キー管理などを含む、強固で総合的なコンテンツ制作システムが可能なるとし、その優位性を今回の技術発表の内容とともに伝えている。

(Phile-web編集部)

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