HOME > ニュース > 東芝、「RD-X4」の機能拡張キットを発売 DEPGやフォルダ機能など追加

東芝、「RD-X4」の機能拡張キットを発売 DEPGやフォルダ機能など追加

公開日 2004/04/01 12:05
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
<左>RD-X4 <右>DEPGの表示画面
●(株)東芝は、HDD&DVDビデオレコーダー「RD-X4」の機能拡張キットを商品化し、4月27日から発売する。

販売形態は、ダウンロード版とパッケージ版の2通り。ダウンロード版は6,500円(税込)で4月27日から発売開始する。パッケージ版はインターネットまたはFAXで注文する。価格は9,500円(税込・送料手数料込)で、1,000セットの限定販売となる。発売は5月25日。

取扱説明書は、 ダウンロード版にはPDFファイルが、パッケージ版には紙に印刷されたものが用意されているが、別途説明書だけでの販売も行う。限定1,000部で価格は3,500円。こちらも5月25日からの発売を予定する。

拡張キットの利用には、ダウンロードしたイメージデータファイルをCD-R/RWに書き込む必要がある。書き込んだCD-R/RWをRD-X4で実行することで、機能拡張が実現する。なお、拡張すると型番が「RD-X4EX」となり、拡張前の機能に戻すことはできない。

この拡張キットでは、テレビサーフのサービスを拡大した同社独自開発のEPG機能「DEPG」の利用が可能となる。DEPGは、地上アナログ放送、BSアナログ放送、BSデジタル放送(テレビ番組のみ)、専門チャンネルの番組情報をインターネット経由で取得できる。ブロードバンド回線につなぐだけで、パソコンを使うことなく、テレビ画面で電子番組表を表示して録画予約などが行える。

DEPGでは、時間別の全チャンネル番組表、チャンネル別番組表、近接予約確認用番組表などが閲覧可能。また、設定したキーワードを含む番組を一覧表示したり、選択した好みのジャンルの番組一覧を表示したりなど、様々な使い方が可能。もちろん、番組の検索や番組説明の表示なども行える。

また、HDDやDVD-RAM/RW(VRモードのみ)上に記録したタイトルを整理することが可能なフォルダ機能を搭載。最大24のフォルダが作成できる。他の人に見せたくないタイトルを入れておくためのカギ付きフォルダもHDD上に作成できるほか、予約録画時にあらかじめ任意のフォルダを選択することもできる。

クイックメニューにはゴミ箱機能も搭載。パソコンのゴミ箱と同じ機能で、ダビング済みや見終わったタイトルはクイックメニューで簡単にごみ箱に入れておける。ごみ箱に入れたタイトルは、ごみ箱から消去する前であれば、再び元に戻したり、プレイリストの作成やダビング対象とすることも可能。不要になったらまとめて削除できる。

さらにDVD-RWのディスク(CPRM対応)へのVRモード録画機能を追加、コピーワンス番組の録画や移動(ムーブ)も可能となる。

そのほか、クイックメニューからサムネイル設定が可能になったり、テンキー文字入力、音多連動自動チャプター分割、レート変換ダビング時のチャプター位置継承、ライブラリ機能とネットdeナビ機能の拡張など、細かな使い勝手も大幅に機能向上させている。

【問い合わせ先】
東芝DVDインフォメーションセンター
TEL/0120-96-3755

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック