くらぶ下高井戸、HTPCをベースにした高音質なデジタルミュージックセンターを発売
デジタルミュージックセンター「Project2004」 |
本機は、Hush製のHTPCをベースにし、高音質再生を目指して開発されたデジタルミュージックセンター。250GBのHDDと1GHz駆動のVIA製Mini-ITXマザーボード、ティアック製のDVD-ROM+CD-RWコンボドライブなどが内蔵されている。なお、ドライブやHDDはオプションで変更することも可能。OSにはWindowsXP Proがインストールされ、Officeなどビジネスアプリケーションも動かすことができる。
本機の仕様は3つ。「梅」はベーシックモデルで、オーディオカードは内蔵しない。外部DACの利用を前提としたモデルとなる。デジタル出力はSPDIFが1つのみ。価格は198,000円(税込)。
「竹」はスタンダードモデル。DAL Deluxeを搭載し、L/R2チャンネルのバランス入出力を装備するほか、SPDIF出力も用意されている。価格は298,000円(税込)。
「松」はデラックスモデル。Lynx L22を搭載する。192kHz/24ビット再生が可能で、録音・再生はともに2ch。入出力は、2chのXLRバランス入出力に加え、デジタル入出力(SPDIF, AES/EBU)を1つずつ装備する。このモデルはHDDが300GBとなる。価格は428,000円(税込)。
本機はCD、HDCDやDVDビデオの再生が可能なほか、オプションでWinDVD5 AudioPackをインストールすることにより、DVDオーディオの再生も可能となっている。
高音質を実現するため、筐体には5mm以上の厚さを持つアルミを採用し、ケーブルをシールドドレーン付きのものに変更、さらにドライブを5mm厚の硬質アルミでサンドイッチし、内部外部のネジを24金メッキに変更するなど、様々な仕様変更を実施した。ファンは装備されず、静粛性も高い。
くらぶ下高井戸では、「喫茶店や、美容室など一日中音楽を流すような店舗と、オーディオに関心はあるが、面倒な操作を嫌う一般ユーザー」がターゲットとしている。
【問い合わせ先】
くらぶ下高井戸事務局(ウインドラボ内)
TEL/03-3322-1147
(Phile-web編集部)