電子ディスプレイ展「EDEX2004」〜エプソンがフルハイビジョンのリアプロTVを展示
63.7型の1080pフルHDリアプロTV/リアプロTV“LIVING STATION”「LS57P1」 |
会場奥に大きなブースを構えるセイコーエプソン(株)のブースでは、液晶デバイス“HTPS”を3枚使用した高画質リアプロジェクションテレビが注目を集めている。63.7型というサイズと、画素数1920×1080ドットのフルハイビジョンを実現した大型リアプロTVも参考出展された。本機が採用したデバイスは対角3.3cmの“HTPS”L3D13シリーズだ。
また他にも、既にアメリカで販売されているリアプロTV“LIVING STATION”「LS57P1」などが展示された。こちらは1280×724ドットのHTPSを搭載した57型のテレビ。47型モデルも同時に展示された。さらに、松下「PT-50LC13(50型)」や日立「50V500A(50型)」、LG「RN-52SZ30H(52型)」、サムスン「46L5H1X(46型)」など、同じく1280×724ドットのHTPSを搭載した他社のモデルを紹介し、同社デバイスの信頼性をアピールしている。
同ブースのもう一つの見どころは、HTPS 3LCD方式を使用した液晶プロジェクター試作機の視聴だ。120インチの大スクリーンに映し出された1080pの高画質ハイビジョン映像を体験することができる。こちらはまだ製品化の予定はないとのこと。
また、モバイル製品向けLCDモジュールや低温ポリシリコンTFT LCD、高分子有機ELディスプレイなどの同社の最新技術の展示も注目を集めていた。
(Phile-web編集部)